千代田区へ引っ越しをした際、運転免許証の住所変更手続きは早めに済ませておきたい大切な届出のひとつです。千代田区には神田運転免許更新センターをはじめ、4つの警察署で住所変更手続きが可能となっており、いずれも平日に無料で手続きできます。
この記事では、千代田区内で免許証の住所変更ができる施設の詳細や必要書類、受付時間、アクセス方法を詳しく解説します。2025年3月から始まったマイナ免許証を活用したワンストップサービスについても紹介しますので、これから手続きを予定している方はぜひ参考にしてください。
千代田区で免許証の住所変更ができる場所と基本情報
千代田区で運転免許証の住所変更手続きができる施設は、神田運転免許更新センターと区内4つの警察署の合計5か所です。東京都内に住所がある方であれば、いずれの施設でも手続きが可能で、手数料は無料となっています。
道路交通法第94条では、免許証の記載事項に変更があった場合は速やかに届け出ることが定められています。明確な期限は設けられていませんが、住民基本台帳法に準じて転居後14日以内に手続きを済ませることが推奨されています。
手続きにかかる時間は施設の混雑状況によって異なりますが、空いていれば10分程度、混雑時でも1〜2時間程度で完了します。神田運転免許更新センターは比較的空いていることが多く、スムーズに手続きを終えられると評判です。
参照:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/koshin/kisai00.html
千代田区の免許証住所変更におすすめの神田運転免許更新センター

千代田区内で免許証の住所変更をする際、最も利便性が高いのが神田運転免許更新センターです。JR神田駅や地下鉄大手町駅から徒歩でアクセスでき、ビジネス街に位置するため仕事の合間に立ち寄ることも可能です。
神田運転免許更新センターの基本情報とアクセス
神田運転免許更新センターは東京都産業労働局神田庁舎内にあり、免許の更新手続きと記載事項変更を専門に行う施設です。新宿運転免許更新センターと比較して利用者が少なく、待ち時間が短いという特徴があります。
所在地は千代田区内神田1丁目1番5号で、JR神田駅西口から徒歩10分、地下鉄大手町駅C1出口から徒歩5分の場所にあります。丸ノ内線・千代田線・半蔵門線・三田線・東西線の大手町駅からもアクセスできるため、都内各所から訪れやすい立地となっています。
駐車場や駐輪場は設けられていないため、公共交通機関を利用して来場してください。
受付時間と混雑状況の目安
神田運転免許更新センターの住所変更手続きの受付時間は、平日の午前8時30分から午後5時15分までです。土曜日、日曜日、祝休日、年末年始は休業となっているため注意が必要です。
利用者数は新宿の更新センターと比べて少なめで、月末や年度末を避ければ比較的スムーズに手続きできます。手続き自体は書類確認と免許証裏面への記載のみで、ICチップ内のデータも同時に更新されます。
なお、神田運転免許更新センターは神田警察署とは別の場所にありますので、間違えないようご注意ください。
千代田区内の警察署で免許証の住所変更をする方法

千代田区を管轄する警察署は麹町警察署、丸の内警察署、神田警察署、万世橋警察署の4つです。いずれの警察署でも免許証の住所変更手続きが可能で、受付時間は平日の午前8時30分から午後4時30分までとなっています。
麹町警察署での手続き
麹町警察署は千代田区麹町1丁目4番地5に位置し、半蔵門駅から徒歩圏内にあります。皇居周辺や番町エリアにお住まいの方にとってアクセスしやすい警察署です。
管轄区域は麹町、紀尾井町、平河町、隼町、三番町、四番町などの地域となっています。警視庁本部も麹町警察署の管轄内にあり、警視庁の筆頭警察署として知られています。
丸の内警察署での手続き
丸の内警察署は千代田区有楽町1丁目9番2号にあり、有楽町駅や日比谷駅から徒歩でアクセスできます。東京駅周辺や大手町、丸の内のオフィス街で勤務している方には便利な立地です。
管轄区域は皇居、皇居外苑、大手町、丸の内、有楽町、内幸町、日比谷公園、霞が関1丁目となっています。平日の昼休みや仕事終わりに手続きを済ませたい方におすすめです。
神田警察署での手続き
神田警察署は千代田区神田錦町3丁目16番地に位置しています。神田駅や小川町駅からアクセスでき、神保町や駿河台エリアにお住まいの方に便利です。
神田運転免許更新センターとは別の場所にありますので、免許更新と住所変更を同時に行いたい場合は事前に確認してから訪問してください。
万世橋警察署での手続き
万世橋警察署は千代田区外神田1丁目16番7号にあり、秋葉原駅電気街口から徒歩すぐの場所に位置しています。秋葉原や外神田エリアにお住まいの方、または秋葉原で買い物のついでに手続きを済ませたい方に適しています。
管轄区域は外神田、神田須田町、神田淡路町、神田佐久間町などの地域です。
警察署での手続きの流れ
警察署での住所変更手続きは、到着から完了まで以下の流れで進みます。まず受付窓口で「運転免許証記載事項変更届」の用紙を受け取り、必要事項を記入します。記入後は窓口に届出用紙、運転免許証、新住所確認書類を提出し、担当者による確認を受けます。
確認が完了すると、免許証裏面の備考欄に新住所が記載され、ICチップ内のデータも更新されます。次回の免許更新時には表面に新住所が印刷された新しい免許証が発行されるため、裏面の記載は一時的なものとなります。
手続き自体は簡単ですが、窓口の混雑状況によって待ち時間が変わります。月末や年度末、連休明けは混雑しやすいため、可能であれば月初めや週の中頃に訪問することをおすすめします。
千代田区で免許証の住所変更に必要な書類と手数料
千代田区で免許証の住所変更を行う際、手数料は無料です。必要書類は従来の免許証をお持ちの方とマイナ免許証をお持ちの方で異なります。事前に書類を準備しておくことで、窓口での手続きがスムーズに進みます。
なお、警視庁のホームページでは運転免許証記載事項変更届の用紙をダウンロードできるため、事前に記入して持参すると手続き時間を短縮できます。
従来の免許証をお持ちの方の必要書類
住所変更のみの場合、以下の書類を持参してください。
- 現在お持ちの運転免許証
- 新しい住所が確認できる書類(いずれか1点を提示)
新住所の確認書類として認められるものは、住民票の写し(マイナンバー記載なし・コピー不可)、マイナンバーカード(通知カードは不可)、健康保険証、消印付き郵便物、公共料金の領収書などです。
転居届を出した後すぐに発行できる住民票の写しが最も確実な確認書類となります。なお、住所変更の場合は書類の提示のみで、提出の必要はありません。
代理人による申請の場合
本人が窓口に行けない場合、住民票に併記されている家族であれば代理人として申請することができます。代理人申請の場合は通常の必要書類に加えて、以下の書類が必要です。
- 届出委任者と代理人が併記された住民票の写し(コピー不可・交付日から6か月以内)
- 代理人の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
同一住所に転居した家族全員分の手続きをまとめて行う場合は、全員が記載された住民票1通で手続きが可能です。世帯全員分の免許証を持参してください。
千代田区の免許証住所変更でマイナ免許証を活用する方法
2025年3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」の運用が開始されました。マイナ免許証を活用することで、住所変更手続きがより簡単になる「ワンストップサービス」を利用できます。従来の手続きでは区役所と警察署の両方に届け出る必要がありましたが、このサービスを使えば自治体への届出のみで完了します。
住所変更ワンストップサービスの仕組み
マイナ免許証のみを保有している方は、区役所でマイナンバーカードの住所変更手続きを行えば、運転免許証の住所変更届出が不要になります。これまでは区役所と警察署の両方に届け出る必要がありましたが、自治体への届出のみで完了するようになりました。
このサービスを利用するには、事前に運転免許センターや警察署で署名用電子証明書の提出手続きを行い、マイナポータルとの連携設定が必要です。署名用電子証明書の暗証番号(6〜16桁の英数字)を準備しておいてください。
ただし、従来の運転免許証とマイナ免許証の2枚持ちの方は、引き続き警察署等での住所変更届出が必要となります。
マイナ免許証の利用条件と事前準備
ワンストップサービスを利用するための条件は以下の通りです。
- マイナ免許証のみを保有していること(2枚持ちは対象外)
- 有効な署名用電子証明書がマイナンバーカードに記録されていること
- 運転免許センターや警察署で署名用電子証明書の提出手続きを完了していること
- マイナポータルとの連携手続きを行っていること
神田運転免許更新センターや千代田区内の各警察署でも署名用電子証明書の提出手続きが可能です。引っ越し前に事前準備を済ませておくと、転居後の手続きがスムーズになります。
千代田区の免許証住所変更に関するよくある質問
Q1. 土日でも住所変更の手続きはできますか?
神田運転免許更新センターと千代田区内の警察署では、土日祝日の住所変更手続きは行っていません。土日に手続きを希望する場合は、府中運転免許試験場、鮫洲運転免許試験場、江東運転免許試験場を利用してください。
運転免許試験場では日曜日も午前8時30分から正午まで、午後1時から午後4時30分まで受け付けています。土曜日は休業のため、平日に時間が取れない方は日曜日に運転免許試験場を訪れることをおすすめします。
Q2. 住所変更をしないとどうなりますか?
道路交通法では住所変更があった場合は速やかに届け出ることが義務付けられていますが、届出を怠った場合の罰則規定はありません。ただし、免許更新のお知らせハガキが届かなくなったり、身分証明書として使用する際に現住所と異なることで不便が生じたりする可能性があります。
また、金融機関での手続きや各種契約時に運転免許証を本人確認書類として使用する場合、住所の相違が問題になることがあります。転居後14日以内を目安に手続きを済ませることをおすすめします。
Q3. 住所変更と同時に免許更新もできますか?
神田運転免許更新センターでは、住所変更と同時に免許更新手続きを行うことが可能です。ただし、更新できるのは優良運転者講習と一般運転者講習の対象者のみで、初回更新者や違反運転者は運転免許試験場での手続きとなります。
更新時期が近い方は同時に手続きを済ませると効率的です。更新手続きには更新手数料と講習手数料がかかりますが、住所変更の手数料は引き続き無料です。
まとめ
千代田区で免許証の住所変更をする場合、神田運転免許更新センターまたは区内4つの警察署(麹町・丸の内・神田・万世橋)で手続きが可能です。手数料は無料で、必要書類は運転免許証と新住所が確認できる書類の2点のみとなっています。
神田運転免許更新センターは大手町駅や神田駅からアクセスしやすく、比較的空いているためおすすめの施設です。平日の午前8時30分から午後5時15分まで受付しており、手続きは10分から1時間程度で完了します。区内の警察署は午後4時30分までの受付となるため、夕方に手続きを希望する方は神田運転免許更新センターを選ぶとよいでしょう。
2025年3月からはマイナ免許証の住所変更ワンストップサービスも開始されており、事前に必要な設定を済ませておけば区役所での手続きのみで完了できるようになりました。マイナ免許証のみを保有している方は、このサービスを活用することで手続きの負担を大幅に軽減できます。
引っ越し後は免許更新のお知らせが届かなくなるリスクを避けるためにも、転居後14日以内を目安に住所変更手続きを済ませ、免許証を最新の状態に保っておきましょう。
