川崎市で厄払いを検討している方に向けて、市内でおすすめの神社やお寺を厳選してご紹介します。関東厄除け三大師として全国的に有名な川崎大師をはじめ、地域で古くから親しまれている稲毛神社や溝口神社など、それぞれの特徴やアクセス方法を詳しく解説していきます。
厄年を迎えると「今年は厄払いに行こうかな」と考える方も多いのではないでしょうか。この記事では、祈祷料の相場や服装のマナー、厄払いに適した時期まで網羅的にお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
川崎市の厄払いで訪れたい神社・お寺5選
川崎市内には厄払いで訪れることができる神社やお寺が数多く存在します。ここでは特に人気の高い5つのスポットを、エリア別にご紹介します。
川崎大師平間寺(大師駅周辺)
川崎大師は正式名称を「金剛山金乗院平間寺」といい、真言宗智山派の大本山として知られています。「厄除けのお大師さま」として全国的に有名で、初詣には毎年260万人以上の参拝者が訪れる人気スポットです。
川崎大師の厄除けの歴史は古く、江戸時代に11代将軍・徳川家斉が41歳の前厄に祈願したことで庶民にも広まりました。現在も毎日護摩祈祷が行われており、予約不要で当日申し込みが可能です。
祈祷料は5,000円からで、金額によってお護摩札の大きさが変わります。護摩祈祷の所要時間は約20分で、祈祷前には僧侶による法話も行われます。
- 住所:川崎市川崎区大師町4-48
- アクセス:京急大師線「川崎大師駅」徒歩8分
- 祈祷受付時間:9時〜16時(時間帯により変動あり)
稲毛神社(川崎駅周辺)
稲毛神社は川崎駅から徒歩約7分の場所に鎮座する、1,000年以上の歴史を持つ古社です。御神木の大銀杏の樹齢が1,000年と推定されることから、その古さがうかがえます。
主祭神は武甕槌神(たけみかづちのかみ)で、勝負運や厄除けにご利益があるとされています。武神を祀ることから、人生の試練や困難に打ち勝つ力を授かれると信仰されてきました。
川崎大師がお寺であるのに対し、稲毛神社は神社のため、神道式の厄払いを希望する方におすすめです。境内には十二支めぐりや正岡子規の句碑など見どころも多く、参拝後の散策も楽しめます。
- 住所:川崎市川崎区宮本町7-7
- アクセス:JR・京急「川崎駅」徒歩7分
- 祈祷受付時間:9時〜17時
溝口神社(溝の口駅周辺)
溝口神社は川崎市高津区に鎮座し、伊勢神宮から御分霊を奉迎した格式高い神社です。御祭神は天照皇大神と日本武尊で、開運・厄除け・縁結び・安産・子育て・家内安全など幅広いご利益で知られています。
境内には推定樹齢500年以上の長寿ケヤキや、300年以上のクスノキなど見事な大木が残り、パワースポットとしても人気です。
祈祷は2月から12月は予約制となっているため、事前に電話での連絡が必要です。1月のみ予約不要で受け付けており、希望時間の15分前までに受付を済ませれば祈祷を受けられます。
- 住所:川崎市高津区溝口2-25-1
- アクセス:東急田園都市線「溝の口駅」徒歩5分、JR南武線「武蔵溝ノ口駅」徒歩6分
- 祈祷受付時間:9時〜17時(2月〜12月は要予約)
丸子山王日枝神社(新丸子駅周辺)
丸子山王日枝神社は平安時代初期の大同4年(809年)に創建されたと伝わる歴史ある神社です。御祭神の大己貴神(おおなむちのかみ)は大国主神とも呼ばれ、「大黒様」として親しまれています。
医薬の神、農業・商工業・漁業の守護神として信仰されており、厄除けや地鎮祭、七五三など幅広い祈祷を行っています。武蔵小杉や新丸子からアクセスしやすく、地元の方に愛される氏神様として親しまれています。
周辺には多摩川の河川敷もあり、参拝後に散歩を楽しむのもおすすめです。
- 住所:川崎市中原区上丸子山王町1-1455
- アクセス:東急東横線「新丸子駅」徒歩8分、JR南武線「武蔵小杉駅」徒歩10分
- 電話:044-422-3271
琴平神社(柿生駅周辺)
武州柿生琴平神社は、天照皇大御神と大物主神を祀る神社です。大物主神は四国讃岐の金刀比羅宮の神様として知られ、厄除けや開運にご利益があるとされています。
本殿は神明社と琴平社の合社相殿となっており、右側に天照皇大御神、左側に琴平大神が祀られています。境内の手水舎には「がまんさん」と呼ばれる山伏姿の石像があり、地域の人々の信仰を集めています。
麻生区という川崎市北部に位置するため、市内北部にお住まいの方には特にアクセスしやすい神社です。
- 住所:川崎市麻生区王禅寺東5-46-15
- アクセス:小田急線「柿生駅」からバス利用
川崎市で厄払いを受ける前に知っておきたい厄年の基礎知識

厄払いを受ける前に、厄年についての基本的な知識を押さえておきましょう。自分が厄年に該当するかどうか、また厄年の意味を理解しておくことで、より意味のある参拝ができます。
厄年とは何か
厄年とは、人生において災難や不幸が起こりやすいとされる年齢のことを指します。科学的な根拠はありませんが、古くから日本で信じられてきた風習であり、身体的・精神的なバランスを崩しやすい時期とも考えられています。
厄年は男性と女性で異なり、それぞれ人生で3回ほど訪れます。厄年にあたる年を「本厄」と呼び、その前年を「前厄」、翌年を「後厄」といいます。この3年間は特に注意して過ごすべきとされており、多くの方が神社やお寺で厄払いを受けています。
なお、厄年は「数え年」で数えるのが一般的です。数え年は生まれた年を1歳と数え、元日が来るたびに1つ年を重ねる計算方法となります。
2025年(令和7年)の厄年早見表
厄年は数え年で判断するため、以下の早見表で確認しましょう。
男性の厄年
| 区分 | 年齢(数え年) | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 24歳 | 平成14年(2002年)生まれ |
| 本厄 | 25歳 | 平成13年(2001年)生まれ |
| 後厄 | 26歳 | 平成12年(2000年)生まれ |
| 前厄 | 41歳 | 昭和60年(1985年)生まれ |
| 大厄 | 42歳 | 昭和59年(1984年)生まれ |
| 後厄 | 43歳 | 昭和58年(1983年)生まれ |
| 前厄 | 60歳 | 昭和41年(1966年)生まれ |
| 本厄 | 61歳 | 昭和40年(1965年)生まれ |
| 後厄 | 62歳 | 昭和39年(1964年)生まれ |
女性の厄年
| 区分 | 年齢(数え年) | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 18歳 | 平成20年(2008年)生まれ |
| 本厄 | 19歳 | 平成19年(2007年)生まれ |
| 後厄 | 20歳 | 平成18年(2006年)生まれ |
| 前厄 | 32歳 | 平成6年(1994年)生まれ |
| 大厄 | 33歳 | 平成5年(1993年)生まれ |
| 後厄 | 34歳 | 平成4年(1992年)生まれ |
| 前厄 | 36歳 | 平成2年(1990年)生まれ |
| 本厄 | 37歳 | 昭和64年/平成元年(1989年)生まれ |
| 後厄 | 38歳 | 昭和63年(1988年)生まれ |
男性42歳、女性33歳は「大厄」と呼ばれ、特に注意が必要な年とされています。
川崎市の厄払いにかかる祈祷料・初穂料の相場
厄払いを受ける際に気になるのが祈祷料の金額です。ここでは相場や金額による違いについて解説します。
神社とお寺で呼び方が異なる
祈祷料の呼び方は神社とお寺で異なります。神社では「初穂料」または「玉串料」と呼び、お寺では「祈祷料」や「お布施」と呼ぶのが一般的です。
川崎大師のようなお寺で厄払いを受ける場合は「祈祷料」、稲毛神社や溝口神社のような神社で受ける場合は「初穂料」と書いたのし袋を用意しましょう。
全国的な相場は5,000円〜10,000円程度で、川崎市内の神社・お寺もこの範囲に収まることがほとんどです。金額が明示されている場所も多いですが、「お気持ちで」と言われた場合は5,000円を包むのが無難でしょう。
金額ごとの授与品の違い
祈祷料の金額によって厄払いの内容が簡素化されることはありませんが、授与されるお札の大きさや授与品の内容が異なる場合があります。
例えば川崎大師では、5,000円、7,000円、10,000円、20,000円、30,000円以上と複数の祈祷料が設定されており、金額に応じてお護摩札のサイズが変わります。神棚の大きさや飾るスペースを考慮して選ぶとよいでしょう。
画像参照元:厄年・厄除け厄払いドットコム
授与品には一般的に以下のようなものが含まれます。
- お護摩札またはお神札
- お守り
- 御神酒
- お菓子や砂糖などの撤下品
川崎市で厄払いを受ける際の服装と持ち物
厄払いに特別な服装の規定はありませんが、神様や仏様の前に出るという気持ちで、清潔感のある服装を心がけましょう。
男性であればスーツやジャケットスタイル、女性であればワンピースやブラウスにスカートといった落ち着いた装いが好ましいとされています。デニムやTシャツ、過度に肌を露出する服装は避けた方が無難です。
また、祈祷中に靴を脱ぐ場合があるため、靴下やストッキングは必ず着用しましょう。冬場は足元が冷えることもあるので、暖かい靴下を用意しておくと安心です。
持ち物としては、初穂料を入れたのし袋と、授与されるお札やお守りを入れるための大きめの袋があると便利です。のし袋は紅白の蝶結びの水引がついたものを選び、表書きには「御初穂料」(神社の場合)または「御祈祷料」(お寺の場合)と記載します。
川崎市で厄払いを受けるのに最適な時期とタイミング

厄払いを受ける時期として最も一般的なのは、元旦から節分(2月3日頃)までの期間です。これは旧暦で新年を迎える節分までが年の変わり目とされていたためで、この時期に厄払いを済ませる方が多くいます。
ただし、川崎市内の神社やお寺では一年を通じて厄払いを受け付けています。仕事や家庭の都合で正月から節分の間に行けない場合でも、自分の都合の良いタイミングで参拝すれば問題ありません。
厄払いに縁起の良い日としては、大安や友引などの吉日が挙げられます。ただし、これにこだわりすぎる必要はなく、思い立ったときに行動することが大切です。
前厄・本厄・後厄の3年間は毎年厄払いを受けるのが理想的とされていますが、本厄の年だけ受ける方も多くいます。ご自身の考えや都合に合わせて判断しましょう。
川崎市の厄払いに関するよくある質問
Q. 厄払いは必ず受けなければいけませんか?
厄払いを受けないからといって必ず災難が起きるわけではありません。しかし、厄年は身体的・精神的に変化が起こりやすい時期であり、祈祷を受けることで安心感を得られるという方も多くいます。受けるかどうかはご自身の判断で決めて問題ありません。
Q. 予約は必要ですか?
神社やお寺によって異なります。川崎大師は予約不要で当日受付が可能ですが、溝口神社は2月から12月まで予約制となっています。事前に公式サイトや電話で確認しておくことをおすすめします。
Q. 厄年ではない家族も一緒に祈祷を受けられますか?
多くの神社・お寺では、厄年ではない方の祈祷も受け付けています。家内安全や健康祈願など、厄除け以外の願意でも祈祷を申し込むことが可能です。家族で一緒に参拝したい場合は、同行者の分も申し込みができるか事前に確認しておきましょう。
まとめ
川崎市で厄払いができるおすすめの神社・お寺として、川崎大師平間寺、稲毛神社、溝口神社、丸子山王日枝神社、琴平神社の5カ所をご紹介しました。それぞれに歴史や特徴があり、お住まいのエリアやご利益の内容によって選ぶことができます。祈祷料の相場は5,000円〜10,000円程度で、服装は清潔感のある落ち着いた装いを心がければ問題ありません。厄年は人生の節目として捉え、心身ともに健やかに過ごせるよう、お近くの神社やお寺で厄払いを検討してみてはいかがでしょうか。
