川崎市で住んではいけない地域ランキング!治安が悪い区と安全なエリアを徹底解説

川崎市への引っ越しを検討しているものの、「治安が悪い」「住んではいけない」といった声が気になる方も多いのではないでしょうか。たしかに川崎市は一部のエリアで犯罪発生率が高い傾向にありますが、市内全体が危険というわけではありません。

本記事では、川崎市で住んではいけないとされるエリアをランキング形式で紹介するとともに、治安が良く住みやすい地域についても詳しく解説します。物件選びの参考にしてください。

目次

川崎市で住んではいけないと言われる理由とは

川崎市は神奈川県の北東部に位置する政令指定都市で、人口は約154万人を誇ります。東京都と多摩川を挟んで隣接しており、都内へのアクセスが良いことからベッドタウンとして高い人気を集めています。

しかし、「川崎市は治安が悪い」「住んではいけない」といったイメージを持つ方が少なくありません。ここでは、そのイメージの背景について解説します。

治安が悪いイメージの背景

川崎市が「住んではいけない」と言われる理由には、いくつかの歴史的・地理的要因があります。川崎市は古くから工業地帯として発展してきた経緯があり、川崎駅周辺には繁華街や歓楽街が形成されました。

川崎区には風俗街として知られる堀之内や、川崎競馬場・川崎競輪場といった公営ギャンブル施設が集中しています。こうした施設の存在が、酔客のトラブルやマナー違反といった問題につながり、治安の悪いイメージを生み出す一因となっています。

また、過去に川崎市内で発生した凶悪事件がメディアで大きく報道されたことも、ネガティブなイメージの定着に影響しています。

川崎市民と近隣住民のイメージ調査結果

川崎市が実施した「令和2年度川崎市都市イメージ調査」によると、興味深い結果が出ています。川崎市民のうち「治安が悪い」と回答した人は35.2%であるのに対し、横浜市民は47.0%、隣接都市居住者は42.8%と、外部からの評価の方が厳しい傾向が見られました。

さらに注目すべきは、川崎市民で「治安が悪い」イメージを持つ人のうち、実際に被害に遭った経験がある人はわずか16.5%にとどまる点です。残りの83.5%は報道やネット上の情報など間接的な要因でイメージを形成していることがわかります。

参照データ画像:https://www.city.kawasaki.jp/170/cmsfiles/contents/0000131/131415/chiann.pdf

川崎市で住んではいけない治安の悪いエリアランキング

川崎市は7つの行政区で構成されており、エリアによって治安状況は大きく異なります。ここでは神奈川県警の犯罪統計をもとに、川崎市内で治安が悪いとされるエリアをランキング形式で紹介します。

ワースト1位:川崎区

川崎区は川崎市内でもっとも犯罪発生率が高いエリアです。令和5年の犯罪発生率は1.11%で、川崎市全体の平均0.49%の2倍以上となっています。川崎市で発生している犯罪件数の約31%が川崎区に集中しており、市内犯罪の約3分の1がこのエリアで起きている計算になります。

川崎区の治安が悪い要因としては、繁華街・歓楽街の存在、風俗店の集中、公営ギャンブル施設などが挙げられます。特に川崎駅東口周辺は深夜まで営業する飲食店が多く、酔客によるトラブルが発生しやすい環境です。

ただし、川崎区全体が危険というわけではなく、川崎駅西口周辺や住宅街エリアは比較的治安が安定しています。

ワースト2位:幸区

幸区は川崎区に次いで犯罪発生率が高いエリアで、犯罪発生率は県平均の約1.2倍です。川崎区と隣接していることから、繁華街の影響を受けやすい地理的特徴があります。

幸区で特に注意が必要なのは自転車盗難です。神奈川県警の統計によると、川崎市内では令和5年度に2,994件もの自転車盗難被害が報告されており、その多くが南部エリアに集中しています。

一方で、鹿島田駅周辺は「本当に住みやすい街大賞2023」で7位にランクインした新川崎駅が徒歩圏内にあり、治安・利便性ともに良好なエリアとして注目されています。

ワースト3位:中原区

中原区は武蔵小杉駅を中心に急速な発展を遂げているエリアです。人口10万人当たりの犯罪件数は411件で、川崎市内で3番目に多い数値となっています。

武蔵小杉駅は6路線が乗り入れるターミナル駅で、駅周辺にはタワーマンションが10棟以上建設されています。大型商業施設も複数あり、周辺エリアから多くの人が訪れることが犯罪件数増加の一因と考えられています。

ただし、中原区の住民は比較的ファミリー層が多く、地域の目が行き届いているため、体感治安は決して悪くありません。

川崎市で住んではいけないとされる具体的なスポット

川崎市内で特に「住んではいけない」と言われる具体的なスポットについて解説します。物件選びの際は、これらのエリアの特徴を理解しておくことが重要です。

川崎駅東口エリア(堀之内・南町周辺)

川崎駅東口に位置する堀之内・南町周辺は、川崎市内でもっとも注意が必要なエリアの一つです。このエリアは神奈川県内有数の風俗街として知られており、風俗店やホテルが密集しています。

深夜になると客引きや酔客が多くなり、女性の一人歩きには適していません。また、川崎競馬場や川崎競輪場も近隣にあるため、公営ギャンブル施設を利用する人々の通り道になっています。

小さなお子さんがいるファミリー層にとっては、教育環境として望ましいとは言えないエリアです。物件の家賃は比較的安価ですが、治安面を考慮すると慎重な判断が求められます。

銀柳街・日進町周辺

銀柳街は川崎駅東口にあるアーケード商店街で、戦後の失業者再雇用を目的に建設された歴史があります。昭和の雰囲気が色濃く残るエリアで、居酒屋や飲食店が軒を連ねています。

日進町は「ドヤ街」として知られ、日雇い労働者向けの簡易宿所が存在するエリアです。現在は簡易宿所の数は減少していますが、公園で昼間からお酒を飲む人の姿が見られるなど、独特の雰囲気があります。

このエリアでは以下のような声が住民から聞かれます。

  • ホームレスの方を見かけることがある
  • ゴミ出し後に缶がなくなっていた
  • 郵便受けの鍵が壊されていたことがある

防犯意識を高く持ち、自衛策を講じることが大切です。

川崎市で住んではいけないは嘘?治安の良いエリアも紹介

「川崎市は住んではいけない」という声がある一方で、実は治安が非常に良いエリアも存在します。川崎市北部には閑静な住宅街が広がり、首都圏でもトップクラスの治安を誇る地域があります。

治安ランキング1位:麻生区

麻生区は川崎市内でもっとも治安が良いエリアです。犯罪発生率は0.29%で、川崎区の1.11%と比較すると約4分の1という低さです。LIFULL HOME’Sが発表した「首都圏で治安がいい街ランキング」では、川崎市麻生区が1位を獲得しています。

麻生区の特徴として、新百合ヶ丘駅周辺が川崎市の北部副都心として整備されており、風俗営業禁止区域に指定されている点が挙げられます。パチンコ店や繁華街がほぼ存在せず、上品で落ち着いた街並みが形成されています。

小田急線で新宿まで約20分という交通利便性の高さと、公園数が市内最多の321カ所という緑豊かな環境が、ファミリー層から高い支持を得ています。

治安ランキング2位:宮前区

宮前区は川崎市内で2番目に治安が良いエリアで、2023年の犯罪認知件数は757件です。これは川崎区の2,574件と比較すると約3分の1の水準となります。

東急田園都市線が通り、渋谷まで約20分でアクセスできる利便性の高さが魅力です。駅前にパチンコ店や繁華街がなく、閑静な住宅街が広がっているため、一人暮らしの女性や子育てファミリーでも安心して暮らせます。

宮前区の住みやすさのポイントは以下のとおりです。

  • 東急田園都市線で都心へのアクセスが良好
  • 東名高速道路のICが近く車での移動も便利
  • 東高根森林公園など自然環境が充実
  • 公立学校の教育水準が高い

治安ランキング3位:多摩区

多摩区は川崎市内で3番目に治安が良いエリアです。向ヶ丘遊園駅や登戸駅を中心に、緑豊かな住宅街が広がっています。生田緑地や藤子・F・不二雄ミュージアムなど、自然と文化を楽しめるスポットも充実しています。

多摩区には専修大学や明治大学のキャンパスがあり、学生が多く住むエリアでもあります。向ヶ丘遊園駅周辺は再開発が進められており、今後の発展が期待されています。

都心から適度な距離を保ちつつ、落ち着いた環境で暮らしたい方におすすめのエリアです。

川崎市で住んではいけない場所を避ける物件選びのポイント

川崎市で安全に暮らすためには、物件選びの段階で治安情報をしっかりチェックすることが大切です。以下のポイントを参考に、後悔のない物件選びを心がけましょう。

まず、検討中のエリアの犯罪発生状況を神奈川県警のホームページで確認することをおすすめします。市区町村別の犯罪統計が公開されており、客観的なデータをもとに判断できます。

実際に現地を訪れて街の雰囲気を確認することも重要です。特に夜間の人通りや街灯の明るさ、ゴミの散乱状況などは、治安の良し悪しを判断する指標になります。昼と夜の両方の時間帯で下見することをおすすめします。

物件選びで注意すべきポイントは以下のとおりです。

  • 風俗街・繁華街から離れた住宅街を選ぶ
  • 最寄り駅から物件までの夜道の明るさを確認する
  • 自転車盗難対策として駐輪場の環境をチェックする
  • 管理人常駐やオートロック付きの物件を検討する
  • 口コミサイトで実際の住民の声を調べる

川崎市で住んではいけない地域に関するよくある質問

Q1. 川崎市全体の治安は本当に悪いのですか?

川崎市全体の犯罪発生率は0.49%で、全国20の政令指定都市の中では下から数えた方が早い水準です。2024年の神奈川県警の統計によると、川崎区の犯罪発生数は人口10万人当たり1,138件ですが、これは横浜市西区(1,374件)や横浜市中区(1,156件)より低い数値です。

川崎市の治安が悪いイメージは主に川崎区に起因しており、麻生区や宮前区など北部エリアは首都圏でもトップクラスの治安の良さを誇ります。

Q2. 川崎市で一人暮らしの女性におすすめのエリアはどこですか?

一人暮らしの女性には、麻生区の新百合ヶ丘駅周辺や宮前区の鷺沼駅周辺がおすすめです。これらのエリアは犯罪発生率が低く、駅前に風俗店や繁華街がないため、夜間でも安心して歩けます。

また、高津区の溝の口駅周辺も治安が比較的安定しており、交通利便性が高いため人気があります。

Q3. 川崎市で子育てファミリーにおすすめのエリアはどこですか?

子育てファミリーには麻生区が特におすすめです。公園数が市内最多で、閑静な住宅街が広がり、教育環境も充実しています。厚生労働省の調査によると、麻生区は男女ともに平均寿命が全国で最も長い自治体として知られています。

宮前区や多摩区も緑豊かで治安が良く、子育て世帯から高い評価を得ています。

まとめ

川崎市で住んではいけないとされるエリアについて、犯罪統計や住民の声をもとに解説しました。川崎区を中心とした南部エリアは犯罪発生率が高い傾向にありますが、北部の麻生区・宮前区・多摩区は首都圏でもトップクラスの治安の良さを誇ります。

川崎市への引っ越しを検討する際は、エリアごとの特徴をしっかり理解し、自分のライフスタイルに合った地域を選ぶことが大切です。犯罪統計の確認や現地の下見を行い、後悔のない物件選びをしてください。

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