川崎市でマイナンバーカードを紛失してしまった場合、焦らず適切な手順で対応することが大切です。この記事では、紛失時の緊急対応から再発行手続きの流れ、必要書類、手数料、特急発行制度まで詳しく解説します。川崎市内の各区役所の連絡先や受付時間も網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
川崎市でマイナンバーカードを紛失したときの緊急対応
マイナンバーカードを紛失したことに気づいたら、まず最優先で行うべきはカードの一時停止手続きです。一時停止をすることで、第三者による不正利用を防ぐことができます。
川崎市マイナンバーコールセンターでは一時停止の手続きができないため、国の専用窓口に連絡する必要があります。落ち着いて以下の手順で対応しましょう。
一時停止の手続き方法と連絡先
マイナンバーカードの一時停止は、24時間365日対応のコールセンターで受け付けています。紛失に気づいたら、できるだけ早く連絡してください。
連絡先は以下の通りです。
- マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178(音声ガイダンス2番・無料)
- 個人番号カードコールセンター:0570-783-578(有料)
- 上記につながらない場合:050-3818-1250(有料)
- 外国語対応ダイヤル:0120-017-827(無料)
外国語対応は英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語が24時間対応しており、タイ語・ネパール語・インドネシア語は9時から18時、ベトナム語・タガログ語は10時から19時まで対応しています。
警察への届出が必要なケース
自宅以外の場所でマイナンバーカードを紛失した場合は、警察署や交番で遺失物届の手続きを行う必要があります。この届出で発行される「受理番号」は、再発行手続きの際に必要になりますので、必ずメモを取っておいてください。届出は24時間いつでも行うことができます。
自宅内で紛失した場合は、警察への届出は不要です。ただし、盗難の可能性がある場合は、被害届を出すことをおすすめします。盗難届を出すことで、万が一カードが悪用された場合の証拠となり、被害を最小限に抑えることができます。
なお、外出先で紛失した場所が特定できている場合は、その場所を管轄する警察署に届出をすると、カードが届けられた際に連絡を受けやすくなります。
川崎市でマイナンバーカード紛失後の再発行手続きの流れ

一時停止と警察への届出が完了したら、次は再発行の手続きを進めます。川崎市では区役所区民課で申請を受け付けており、申請方法によって受取方法や期間が異なります。
再発行の申請場所と受付時間
川崎市でマイナンバーカードの再発行を申請できる場所は、住所地の区役所区民課です。支所・出張所・行政サービスコーナーでは取り扱っていないためご注意ください。
各区役所の連絡先は以下の通りです。
- 川崎区役所区民課:044-201-3143
- 幸区役所区民課:044-556-6616
- 中原区役所区民課:044-744-3175
- 高津区役所区民課:044-861-3163
- 宮前区役所区民課:044-856-3144
- 多摩区役所区民課:044-935-3154
- 麻生区役所区民課:044-965-5122
受付時間は平日の8時30分から17時まで、第2・第4土曜日は8時30分から12時30分までとなっています。祝日と年末年始(12月29日〜1月3日)は休業です。
必要書類と本人確認書類
再発行の申請には、本人確認書類と遺失届の受理番号(自宅外で紛失した場合)が必要です。本人確認書類は種類によって必要な点数が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
本人確認書類は2つのカテゴリーに分かれています。
カテゴリーA(顔写真付き・1点で可) 運転免許証、パスポート、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、在留カード(顔写真付き)など
カテゴリーB(顔写真なし・2点必要) 健康保険者が発行する資格確認書、介護保険被保険者証、年金手帳、母子健康手帳、社員証、学生証など
Aを1点持っていない場合は、Bを2点用意するか、Bを2点と照会兼回答書が必要になります。照会兼回答書が必要な場合は、事前に区役所区民課に電話で相談してください。
手数料と支払いタイミング
マイナンバーカードの再発行には手数料がかかります。通常発行と特急発行で金額が異なりますので、確認しておきましょう。
通常発行の場合は1,000円(カード再発行手数料800円+電子証明書再発行手数料200円)、特急発行の場合は2,000円(カード再発行手数料1,800円+電子証明書再発行手数料200円)となっています。
手数料は申請時に窓口で支払います。なお、申請後の返金はできないため、特急発行を選ぶかどうかは慎重に検討してください。
川崎市のマイナンバーカード紛失による再発行の期間と受取方法
再発行にかかる期間は、申請方法によって大きく異なります。急いでカードが必要な方は特急発行制度の利用を検討してください。
通常発行の場合
通常の申請では、申請から交付通知書(はがき)の発送まで1〜2か月程度かかります。2025年1月現在、申請数の増加により2〜3か月程度かかる場合もあるとのことです。
交付通知書が届いたら、記載された予約番号を使ってインターネットまたは電話で受取予約を行います。予約は川崎市マイナンバーカードセンター(0120-380-366)またはオンライン予約サイトから可能です。
受取場所は住所地の区役所区民課または市内5か所のマイナンバーカードセンターから選択できます。
特急発行の場合
2024年12月2日から開始された特急発行制度を利用すると、原則1週間程度でマイナンバーカードが自宅に届きます。紛失による再発行は特急発行の対象となりますが、区役所へ紛失届をした日から30日以内に申請する必要があります。
特急発行を利用するには、本人が住所地の区役所区民課窓口に来庁する必要があります。窓口で本人確認と暗証番号の設定を行い、後日カードが簡易書留で自宅に届く仕組みです。
なお、特急発行を希望する場合は、あらかじめ暗証番号を決めてから区役所へ行くとスムーズです。暗証番号は署名用電子証明書用が英数字6〜16文字、その他は数字4桁となっています。
ただし、全国の申請状況によっては1週間以上かかる場合もあります。また、郵便転送手続きをしている方や顔認証カードを希望する方は、区役所窓口での受取となるため、自宅への郵送は選択できません。
川崎市でマイナンバーカード紛失時の悪用リスクと安全対策
マイナンバーカードを紛失すると、悪用されないか心配になる方も多いでしょう。しかし、マイナンバーカードには複数のセキュリティ対策が施されているため、過度に心配する必要はありません。
まず、マイナンバーカードには顔写真が付いているため、第三者が本人になりすますことは困難です。カードには文字をレーザーで彫り込む技術や複雑な彩紋パターンが施されており、偽造を防ぐ仕組みになっています。
また、ICチップには税金や年金、健診結果などのプライバシー性の高い情報は記録されていません。オンラインでの利用には暗証番号が必要で、一定回数間違えるとロックがかかります。さらに、不正に情報を読み出そうとするとICチップが壊れる仕組みも導入されています。
デジタル庁が公開しているマイナンバーカードの安全性に関するリーフレットでは、これらのセキュリティ対策が詳しく解説されています。
参照:デジタル庁「持ち歩いても大丈夫!マイナンバーカードの安全性」 https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/safety
万が一マイナンバーを不正に取得・利用した場合は、3年以下の懲役または150万円以下の罰金に処せられる可能性があります。こうした厳しい罰則も悪用の抑止力となっています。
川崎市でマイナンバーカード紛失後に見つかった場合の対応

一時停止手続き後にマイナンバーカードが見つかった場合は、区役所区民課で一時停止解除の手続きを行うことでカードを再び利用できます。解除手続きには、見つかったマイナンバーカードと本人確認書類が必要です。
本人が住所地の区役所区民課窓口に来庁し、手続きを行ってください。一時停止解除の手続きは、平日の開庁時間内に行う必要があります。手数料は無料ですので、費用の心配はいりません。
なお、すでに再発行の申請を済ませている場合は、原則として手続きを取り消すことはできません。再発行されたカードを受け取ることになり、古いカードは無効となりますのでご注意ください。カードを紛失したかどうか不安な場合は、まず自宅や職場をよく探してから再発行を申請することをおすすめします。
川崎市のマイナンバーカード紛失に関するよくある質問
通知カードを紛失していてもマイナンバーカードの再発行はできますか?
通知カードを紛失していても、マイナンバーカードの再発行は可能です。再発行手続きの際に通知カードの紛失届を提出することになりますが、特別な書類は必要ありません。本人確認書類と遺失届の受理番号(自宅外で紛失した場合)があれば手続きを進められます。
なお、通知カードは令和2年5月25日をもって廃止されており、新規発行や再発行は行われていません。マイナンバーカードを取得すれば、マイナンバーを証明する書類として利用できますので、この機会にカードを作成することをおすすめします。
代理人が再発行の申請をすることはできますか?
特急発行の場合は、申請者本人が区役所窓口に来庁する必要があり、代理人による申請はできません。窓口で顔写真の撮影や暗証番号の設定を行うため、本人の来庁が必須となっています。
通常発行の場合は、郵送やインターネットでの申請が可能なため、本人が直接窓口に行く必要はありません。15歳未満の方や成年被後見人の方は、本人に加えて法定代理人(親権者や成年後見人)の同行が必要です。代理人のみでの申請はできませんのでご注意ください。
マイナンバーカードを紛失したら健康保険証は使えなくなりますか?
マイナンバーカードを健康保険証として登録している場合でも、カードを紛失したからといって医療機関を受診できなくなるわけではありません。カード紛失時は、加入している健康保険の保険者に連絡し、資格確認書の発行を依頼することで医療機関を受診できます。
再発行されたマイナンバーカードでも、自動的に健康保険証としての機能は引き継がれます。ただし、暗証番号の再設定が必要な場合がありますので、カード受取時に確認してください。急ぎの受診が必要な場合は、健康保険組合や市区町村の国民健康保険窓口に相談しましょう。
まとめ
川崎市でマイナンバーカードを紛失した場合は、まず一時停止の手続きを行い、自宅外での紛失なら警察に届出をしましょう。再発行は住所地の区役所区民課で申請でき、通常発行なら1〜2か月、特急発行なら原則1週間程度でカードを受け取れます。手数料は通常発行で1,000円、特急発行で2,000円です。マイナンバーカードには複数のセキュリティ対策が施されているため、過度に心配せず、落ち着いて手続きを進めてください。不明点がある場合は、川崎市マイナンバーコールセンター(0120-380-366)に問い合わせることをおすすめします。
