「横浜市でエアコンを買い替えたいけど、助成金はもらえる?」「申請条件や金額を知りたい」とお考えではありませんか。横浜市では省エネ家電の普及促進を目的とした助成金制度が実施されていますが、対象者や申請時期によって利用できる制度が異なります。一般家庭向けの「エコハマ」キャンペーンは2024年11月に早期終了しましたが、事業者向けの「省エネルギー化支援助成金」は現在も申請を受け付けています。
本記事では、横浜市で利用できるエアコン助成金の最新情報から、申請条件、金額、手続きの流れまで詳しく解説します。
横浜のエアコン助成金の現状と種類
横浜市のエアコン助成金は、一般家庭向けと事業者向けで異なる制度が用意されています。物価高騰対策として実施された家庭向けキャンペーンは人気が高く早期終了となりましたが、今後も同様の制度が実施される可能性があります。まずは現在の制度状況を確認しておきましょう。
ここでは横浜市のエアコン助成金の種類と現状を解説します。
一般家庭向け「エコハマ」キャンペーンの状況
横浜市では「エコハマ」という愛称で親しまれた「横浜市エコ家電応援キャンペーン」が実施されていました。この制度では、省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫、LED照明を購入すると、購入価格の20%、最大3万円分のポイントや商品券が還元されるという魅力的な内容でした。対象は横浜市内に居住する個人で、指定の登録店舗で購入し、市内の自宅に設置することが条件でした。
残念ながら、エコハマ第2弾キャンペーンは予算上限に達したため2024年11月に早期終了しています。ただし、横浜市では過去にも複数回のエコ家電応援キャンペーンを実施しており、今後も同様の制度が再開される可能性は十分にあります。
事業者向け「省エネルギー化支援助成金」
現在、横浜市で申請可能なエアコン助成金は、主に事業者向けの「省エネルギー化支援助成金(省エネ導入コース)」です。この制度は中小企業や個人事業主を対象に、省エネ性能の高い設備の導入を支援するもので、業務用エアコンも対象設備に含まれています。
- 予算額:約3,800万円(2回分の募集を合わせた額)
- 助成上限額:30万円
- 対象:中小企業・個人事業主
- 申請期限:第1回は令和7年10月31日、第2回は令和8年1月30日
一般家庭向けの助成金が再開されるまでは、事業者の方はこの制度を活用することをおすすめします。
横浜のエアコン助成金(事業者向け)の詳細

横浜市の省エネルギー化支援助成金は、市内の中小企業や個人事業主を対象とした制度です。業務用エアコンの買い替えを検討している事業者にとって、導入コストを大幅に削減できるチャンスとなります。申請条件や対象設備を詳しく確認しておきましょう。
ここでは事業者向け助成金の詳細を解説します。
対象者と申請条件
省エネルギー化支援助成金の対象となるのは、中小企業基本法に定義される中小企業または個人事業主です。業種によって資本金や従業員数の基準が異なりますが、製造業では資本金3億円以下または従業員300人以下、小売業では資本金5,000万円以下または従業員50人以下などの条件があります。
さらに、以下の条件をすべて満たす必要があります。横浜市内に事業所を置き、申請時点で12か月以上営業していること、横浜市税の納税義務者であり滞納がないこと、事前申込までに横浜市の「脱炭素取組宣言」を行うことが必須条件となっています。脱炭素取組宣言は横浜市のWEBページから3〜5分程度で行うことができます。
助成金額と対象設備
助成金額は導入設備によって異なり、上限額は30万円です。一般的には購入費用の30%から50%が助成対象となります。ただし、対象となるのは本体購入価格(税抜)のみで、設置費用や配送費等は対象外となっているため注意が必要です。
対象となるエアコンは、経済産業省が指定する団体(一般社団法人環境共創イニシアチブ)のホームページで公開されている指定設備に限られます。省エネ性能の高いインバーターエアコンなどが対象となりますので、購入前に必ず確認しておきましょう。
申請の流れと必要書類
助成金の申請は、事前申込から助成金の振込まで複数のステップがあります。まず脱炭素取組宣言を行い、必要書類を準備した上で事前申込を行います。事前申込が受理された後に設備を導入し、その後に交付申請兼実績報告書を提出するという流れです。
- 脱炭素取組宣言の実施
- 必要書類の準備(見積書、カタログなど)
- 事前申込の提出
- 事前申込受理後に設備導入
- 助成金交付申請兼実績報告書の提出
- 助成金交付請求書の提出・振込
発注金額が税込100万円以上の場合は、横浜市内の事業者からの購入が必要となります。
横浜でエアコン助成金を申請する際の注意点

エアコン助成金を確実に受け取るためには、いくつかの重要な注意点があります。申請手続きの順序を間違えると助成金が受け取れなくなる場合もあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
ここでは申請時の注意点を解説します。
事前申込が必須
横浜市の省エネルギー化支援助成金で最も重要な注意点は、「事前申込」が必須であることです。設備の発注や契約は、必ず事前申込が受理された後に行う必要があります。事前申込の受理通知日より前に工事の着工や設備の納品・設置を行った場合は、助成金を受け取ることができません。
また、事前申込は助成金の交付を確定するものではありません。交付申請兼実績報告書を提出した後、横浜市で助成金の交付要件を満たしているか確認が行われます。要件を満たしていないことが判明した場合は助成金が交付されないため、募集案内をよく読んで条件を確認してから設備を発注しましょう。
購入先と対象製品の制限
助成金の対象となるエアコンには、いくつかの制限があります。まず、横浜市内の事業者から購入した設備に限られるため、インターネット通販での購入は基本的に対象外となります。また、経済産業省指定の省エネ設備リストに掲載されている製品であることも条件です。
前年度に省エネルギー化支援助成金の交付を受けた事業者は、今年度の省エネ導入コースに申請できません。ただし、省エネ診断受診コースへの申込は可能です。複数年にわたって計画的に設備更新を行いたい場合は、事前に計画を立てておくことをおすすめします。
横浜以外で使えるエアコン関連の補助金制度
横浜市の助成金だけでなく、神奈川県内の他の自治体や国の補助金制度も活用できる場合があります。事業所の所在地や事業内容によっては、複数の制度を組み合わせて活用できる可能性もあります。
ここでは横浜市以外で使える補助金制度を紹介します。
神奈川県内の自治体の補助金
神奈川県内では、横浜市以外にも複数の自治体がエアコン購入に対する補助金制度を実施しています。川崎市では「省エネ設備導入支援補助金」として最大150万円の補助があり、横須賀市では「中小企業等省エネ化・生産性向上補助金」として上限50万円の補助を受けられます。
南足柄市では一般家庭向けの「エアコン・冷蔵庫省エネ家電製品買い替え補助事業」が実施されており、購入費用の5分の1、1台あたり最大1万円の補助を受けられます。お住まいの地域や事業所の所在地によって利用できる制度が異なるため、各自治体の最新情報をチェックしましょう。
国の省エネ補助金制度
国が実施している補助金制度も活用できる場合があります。経済産業省の「省エネルギー投資促進支援事業」では、省エネ性能の高い設備への更新に対して補助金が交付されます。補助率は導入費用の3分の1から2分の1程度で、設備の規模によっては100万円以上の補助を受けられることもあります。
また、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象とした「子育てエコホーム支援事業」では、空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置に対して補助を受けられる場合があります。国の補助金は自治体の制度と併用できる場合もあるため、条件を確認してみましょう。
横浜でエアコン助成金がない場合のお得な購入方法
一般家庭向けの助成金制度が終了している現在、横浜市の個人の方がエアコンをお得に購入するには別の方法を検討する必要があります。助成金がなくても、省エネエアコンへの買い替えは長期的に見てお得な選択となります。
ここでは助成金以外でエアコンをお得に購入する方法を紹介します。
省エネエアコンで電気代を節約
助成金が利用できなくても、省エネ性能の高いエアコンに買い替えることで、長期的には電気代を大幅に節約できます。10年以上使用した古いエアコンから最新の省エネエアコンに買い替えると、年間で数万円の電気代削減効果が期待できます。省エネラベルで星3つ以上の製品を選ぶことで、効率的な冷暖房が可能になります。
また、省エネエアコンはCO2排出量の削減にも貢献するため、環境面でもメリットがあります。今後、横浜市でエコ家電応援キャンペーンが再開された際に対象となる製品を選んでおくことで、将来の助成金活用にも備えられます。
専門業者の活用でコストダウン
エアコンを安く購入するには、エアコン工事の専門業者を活用する方法もあります。専門業者の中には、部材の大量仕入れや工事の自社対応によって中間マージンを削減し、低価格でサービスを提供しているところがあります。本体と工事費がセットになったパッケージプランを選ぶと、トータルコストを抑えられます。
複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較検討することをおすすめします。信頼できる業者を選ぶことで、適正価格で高品質な施工を受けることができます。
まとめ:横浜のエアコン助成金は最新情報をチェックしよう
横浜市のエアコン助成金は、一般家庭向けの「エコハマ」キャンペーンが2024年11月に早期終了し、現在は事業者向けの「省エネルギー化支援助成金」が申請可能な状況です。事業者向け助成金は上限30万円で、中小企業や個人事業主が対象となります。申請には事前申込が必須で、横浜市内の事業者からの購入が条件となる場合があります。
一般家庭向けの助成金は今後再開される可能性があるため、横浜市の公式サイトや広報を定期的にチェックすることをおすすめします。また、神奈川県内の他の自治体や国の補助金制度も活用できる場合があるため、複数の選択肢を検討してお得にエアコンを購入しましょう。
