谷川親方の現役時代の成績は?573勝の通算成績と朝青龍の連勝阻止など話題の取組

みなさん、お相撲の解説でお馴染みの谷川親方をご存知ですか?現在は九重部屋の部屋付き親方として力士の指導にあたっている谷川親方ですが、実は現役時代に関脇まで上り詰めた実力派の力士だったんです。

私自身、お相撲を観戦するのが大好きで、特に平成の中期から後期にかけての時代の力士には思い入れがあります。その中でも谷川親方の現役時代、当時の四股名「北勝力」として活躍していた頃の取組は、今でも印象に残っています。朝青龍の連勝記録を止めたあの一番は、本当に鳥肌が立ちました!

でも実際のところ、谷川親方の現役時代の成績や取組について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、谷川親方の現役時代の輝かしい戦績や印象的な取組について、詳しくお話しさせていただきたいと思います。

現在解説者として親しまれている谷川親方が、どんな力士だったのか。そして引退後どのような経歴を歩んできたのか。相撲ファンの方はもちろん、最近相撲に興味を持たれた方にも楽しんでいただける内容になっています。それでは一緒に、谷川親方の素晴らしい現役時代を振り返ってみましょう!

目次

谷川親方の現役時代の華々しい戦績と移籍歴

北勝力として残した通算成績

谷川親方の現役時代、四股名「北勝力英樹」として活躍した期間は1993年3月場所から2011年5月場所まで、なんと109場所という長期にわたりました。その間に残した通算成績は573勝566敗54休、勝率.503という、まさに五分五分の白熱した戦いの連続でした。

幕内での成績を見ると329勝383敗23休、勝率.462となっています。数字だけ見ると負け越しが多いように感じるかもしれませんが、幕内で49場所も在位し続けたということは、それだけ実力があった証拠なんです。私も相撲を長年観てきましたが、幕内で長期間戦い続けるのは本当に大変なことです。

特筆すべきは最高位の西関脇に到達したこと。2004年7月場所での関脇昇進は、多くの相撲ファンの記憶に残る快挙でした。また、三賞を4回も受賞しており、殊勲賞1回、敢闘賞3回という実績は、上位陣を脅かす存在だったことを物語っています。

九重部屋から八角部屋、そして再び九重部屋へ

谷川親方の部屋の移籍歴も興味深いエピソードの一つです。入門時は九重部屋に所属していましたが、1993年に師匠の北勝海親方(後の八角親方)が独立して八角部屋を創設した際に、北勝力も一緒に移籍しました。これは相撲界では珍しいことではありませんが、弟子が師匠について行くという美しい師弟関係の表れですよね。

そして2018年6月、今度は八角部屋から古巣の九重部屋へと移籍することになりました。この移籍については当時話題になったんですよ。私も相撲ファンとして、この動きにはとても注目していました。

移籍の背景には、九重部屋の14代九重親方(元千代大海)との関係性や、指導方針の違いなど、様々な要因があったとされています。現在は九重部屋の部屋付き親方として、若い力士たちの指導に熱心に取り組んでいます。

序二段全敗から関脇までの波乱万丈の相撲人生

北勝力の相撲人生で特に印象的なのが、その波の激しさです。なんと関脇まで上り詰めた力士でありながら、序二段で7戦全敗を経験した唯一の力士なんです。これは本当に珍しい記録で、逆境から這い上がる強さを物語っています。

好不調の波が激しく、大勝と大敗を繰り返すことが多い力士でした。例えば2006年1月場所では12勝3敗で敢闘賞を受賞したのに、翌場所では1勝14敗という大敗を喫するという具合でした。これは観ている側としてもハラハラドキドキで、どちらの北勝力が出てくるかわからない面白さがありました。

また、2007年1月場所には一度十両まで落ちる経験もしています。でも同年5月場所にはしっかりと幕内に復帰しているんです。この粘り強さこそが、北勝力の魅力だったと思います。現役を109場所も続けられたのは、決して諦めない精神力があったからこそでしょうね。

印象的な取組と朝青龍戦での金星獲得

2004年5月場所の大活躍と朝青龍の連勝ストップ

谷川親方の現役時代で最も印象的だったのが、2004年5月場所での大活躍です。この場所では35連勝中だった横綱朝青龍の連勝記録を5日目に止めるという大金星を挙げました。私もテレビの前で思わず「やった!」と声を上げてしまったのを覚えています。

この場所の北勝力は本当に強かったんです。初日から7連勝を飾り、14日目まで13勝1敗の単独トップ。平幕優勝が目前に迫っていました。相撲ファンの間では「北勝力が優勝するかも!」という期待が高まっていたんですよ。

しかし千秋楽で、この場所新入幕だった白鵬に敗れてしまいます。そして朝青龍との優勝決定戦では、諸手突きを止められもろ差しを許して敗北。惜しくも優勝を逃しましたが、この場所の活躍で殊勲賞と敢闘賞をダブル受賞し、翌場所の関脇昇進へとつながりました。

立合いの特徴と取口の魅力

北勝力の取口は、立合いから諸手で突いて、のど輪からそのまま一気に押し出る怪力型でした。特に右ののど輪が強烈で、ツボにはまれば電車道で勝負を決める豪快な相撲を見せてくれました。観ていて爽快感がある取組が多かったですね。

ただ、四つ相撲は不得手で、一度組まれると為す術がなくなってしまうことが多かったのも事実です。また、腰が硬く胴が短い体型のため腰高な仕切りになりがちで、立合いで突っ掛けることが非常に多く、しばしば酷評されていました。

それでも土俵上では感情を顔に出さないポーカーフェイスを保ち、「目標は横綱」「いつも15戦全勝するつもりで取っている」と強気に公言していました。この姿勢は本当に立派だったと思います。批判されても自分の相撲を貫き通す姿勢に、私は応援したくなりました。

関脇での短い在位と師匠からの評価

2004年7月場所に念願の関脇に昇進した北勝力でしたが、残念ながらこの場所は3勝12敗と大敗を喫し、1場所で平幕へ陥落してしまいました。小結を経験せずに関脇になったのに、その関脇も1場所だけという珍しい経歴を持つことになったんです。

興味深いのは、師匠の師匠にあたるNHK大相撲中継の解説者・北の富士勝昭さんから「こんなに実力はあるのに人気がない」と何度も取り組みのたびに酷評されていたことです。でもこれは、逆に言えば実力は認められていたということですよね。

また、四股名の読み方についても面白いエピソードがあります。八角部屋の力士が使う「北勝」は通常「ほくと」と読むのですが、北勝力だけは「ほくとう」と読んでいました。本人は長らく理由を知らなかったのですが、2004年の活躍時に師匠から「北勝海の北勝はほくとう。だから一番弟子のお前もほくとうりき」と教えられたそうです。師弟の絆を感じる素敵なエピソードですね。

引退後の解説者としての活動と評価

2011年の引退と解説者デビュー

2011年5月14日、北勝力は10年前から痛めていた首の状態や、医師からの進言もあり引退を決意し、年寄谷川を襲名しました。長年の激しい稽古と取組で体に蓄積されたダメージを考えると、引退は適切な判断だったと思います。

そして同年7月場所9日目、NHK大相撲中継に向正面解説として初登場しました。現役時代は無口なイメージが強かった谷川親方でしたが、解説では一転して饒舌になり、多くの相撲ファンを驚かせました。

特に印象的だったのが、朝青龍の土俵入りで横綱の筋肉のつき方や動きを凝視していたエピソードや、高見盛とは親しい友人だったけれど、その優しい性格を知りすぎると取組で情が入ると思って現役中はあえて距離を置いていたという話でした。現役時代のリアルな体験談が聞けるのは、解説の大きな魅力ですよね。

研究熱心で分かりやすい解説スタイル

谷川親方の解説は、話の組み立てが上手で分かりやすいと評判になりました。実況担当の刈屋富士雄アナウンサーもその研究熱心さに驚いていたほどです。現役時代の経験を活かした技術的な解説に加えて、力士の心理状態まで読み取った深い分析が光っていました。

私も解説を聞いていて、「なるほど、そういう見方があるのか」と勉強になることが多かったです。特に立合いや組み手の微妙な駆け引きについての解説は、現役経験者ならではの説得力がありました。

現役時代とのギャップも話題になりました。土俵上では寡黙だった北勝力が、解説では現役時代の無口なイメージを払拭するようにエピソードを披露し、相撲の魅力を伝えてくれています。このような人柄の変化も、多くのファンに愛される理由の一つだと思います。

現在の九重部屋での指導者としての活動

現在谷川親方は、九重部屋の部屋付き親方として若い力士たちの指導に当たっています。自身の現役時代の経験、特に下位から這い上がった経験や、好不調の波を乗り越えた経験を活かして、弟子たちを指導している姿が印象的です。

九重部屋は千代の富士、千代大海といった名力士を輩出した伝統ある部屋です。その中で谷川親方がどのような指導をしているのか、とても興味深いですね。きっと自分が経験した苦労や挫折も含めて、力士としての心構えを教えているのでしょう。

また、解説者としての活動も継続しており、相撲の普及にも貢献しています。現役時代の実績と引退後の活動の両面で、相撲界に大きな貢献をしている谷川親方。これからも多くの若い力士を育て、相撲ファンに愛され続ける存在であり続けてほしいと思います。

まとめ – 谷川親方の相撲人生から学ぶもの

まとめ - 谷川親方の相撲人生から学ぶもの

波乱万丈な現役時代が教える粘り強さ

谷川親方の現役時代を振り返ると、まさに波乱万丈の相撲人生だったことがよくわかります。序二段で全敗を経験しながらも最終的に関脇まで上り詰めた軌跡は、決して諦めない心の強さを物語っています。好不調の波が激しく、時には十両まで落ちることもありましたが、そのたびに這い上がってきました。

私たち一般人の人生でも、うまくいかない時期や挫折を経験することは必ずあります。でも谷川親方の相撲人生を見ていると、どんなに困難な状況でも粘り強く続けることの大切さを教えられます。結果だけでなく、その過程での努力や継続する意志の強さこそが、本当の価値なのかもしれませんね。

通算573勝566敗という成績は、勝ち星と負け星がほぼ互角です。でもその背景には109場所という長期間の現役生活があり、多くの人に感動や勇気を与え続けた事実があります。数字以上に価値のある相撲人生だったと思います。

現役時代から指導者への見事な転身

谷川親方のもう一つの魅力は、引退後の活動です。現役時代は無口で感情を表に出さないポーカーフェイスだったのに、解説者になってからは一転して饒舌になり、多くのエピソードを披露するようになりました。この変化には本当に驚かされました。

解説では、現役時代の生の体験談を交えながら、相撲の技術的な部分から心理的な駆け引きまで、幅広い視点から分析してくれています。特に高見盛との友情のエピソードなど、現役時代には知られていなかった人柄の温かさも伝わってきて、ますます親しみやすい存在になりました。

現在は九重部屋で後進の指導にあたっており、自分の経験を次の世代に伝える役割を果たしています。現役時代の苦労や挫折も含めて若い力士たちに伝えることで、技術だけでなく精神面での成長もサポートしているのでしょう。これこそが本当の指導者の姿だと思います。

相撲界への継続的な貢献と今後への期待

谷川親方の素晴らしいところは、現役引退後も相撲界への貢献を続けていることです。解説者として相撲の魅力を多くの人に伝え、部屋付き親方として若い力士を育成し、相撲界の発展に尽くしています。このような姿勢は、本当に尊敬に値すると思います。

特に現代の相撲界では、外国出身力士が多く活躍する中で、日本の相撲文化をどう継承していくかが重要な課題となっています。谷川親方のように、現役時代の経験と引退後の活動の両方で相撲界に貢献できる人材は貴重な存在です。

これからも谷川親方には、九重部屋での指導を通じて多くの関取を育てていただき、解説者として相撲の素晴らしさを伝え続けていただきたいと思います。そして私たち相撲ファンも、谷川親方の相撲人生から学んだ「諦めない心」を大切にしながら、相撲観戦を楽しんでいきたいですね。きっと谷川親方の指導を受けた力士たちが、近い将来土俵で活躍する姿を見ることができるでしょう。

まとめ

今回は谷川親方の現役時代について詳しくお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。四股名「北勝力」として活躍した時代の成績や取組を振り返ると、改めてその素晴らしい相撲人生に感動してしまいます。

序二段での全敗から関脇昇進まで、まさに波乱万丈の相撲人生でした。通算573勝566敗54休という成績は、決して華々しい数字ではないかもしれませんが、109場所という長期間にわたって幕内で戦い続けた粘り強さは本当に立派でした。特に2004年5月場所での朝青龍の連勝ストップは、多くの相撲ファンの心に深く刻まれている名勝負だと思います。

そして引退後の活動も素晴らしく、解説者として現役時代とは違った一面を見せてくれています。現役時代は無口だったのに、解説では饒舌に技術論や体験談を語る姿は、まさに人間の多面性を感じさせてくれます。現在は九重部屋で若い力士たちの指導にあたり、自分の経験を次の世代に伝える大切な役割を果たしています。谷川親方のような指導者がいることで、相撲界の未来もきっと明るいものになるでしょうね。

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