千代田区で乾電池を捨てたいけれど、何ごみに分別すればよいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。乾電池は燃やすごみや燃やさないごみとは別に収集されるため、正しい分別方法を知っておくことが大切です。
この記事では、千代田区での乾電池の捨て方から収集日、絶縁処理の方法、その他の電池の処分方法まで詳しく解説します。
千代田区の乾電池は蛍光管等の日に収集される

千代田区では、乾電池は「蛍光管等」の分類で回収されています。燃やすごみや燃やさないごみとは収集日や排出時間が異なるため、間違えないように注意が必要です。千代田区で回収対象となる乾電池は、アルカリ乾電池とマンガン乾電池です。
乾電池を正しく分別して出すことで、二酸化マンガンや亜鉛、鉄、炭素棒などの素材が資源としてリサイクルされ、環境保全にも貢献できます。千代田区のルールに従って、適切に処分しましょう。
千代田区で乾電池を出せる曜日と時間帯
千代田区で乾電池を出せるのは、月2回の「蛍光管等」の収集日です。収集日は地域によって異なりますが、燃やさないごみと同じ曜日に設定されています。ただし、収集する時間帯が異なる点に注意してください。
乾電池を含む蛍光管等の排出時間は、収集日当日の昼12時30分までとなっています。燃やさないごみは朝10時までの排出ですが、蛍光管等は午後に別途収集されるため、昼12時30分までに出せば問題ありません。一部の地域では燃やさないごみと同じ時間帯になる場合もありますので、お住まいの地域の収集カレンダーを確認してください。
お住まいの地域の具体的な収集日は、千代田区のホームページで確認できるほか、ごみ分別アプリ「分けちよ!」を活用すると便利です。このアプリでは収集日カレンダーやアラート機能が利用でき、出し忘れを防ぐことができます。アプリは日本語のほか、英語・中国語・フランス語・韓国語にも対応しています。
千代田区で乾電池を出すときの正しい方法
千代田区で乾電池を出す際は、他のごみとは別の袋に入れて「キケン」と書いて出す必要があります。透明または半透明の中身が見える袋を使用し、ふたつきの容器でも構いません。
乾電池を出す際の手順は以下のとおりです。
- 乾電池の端子部分にテープを貼って絶縁処理を行う
- 透明または半透明の袋に入れる
- 袋に「キケン」と記載する
- 収集日当日の昼12時30分までにごみ集積所に出す
燃やさないごみと同じ袋に入れて出すことは禁止されています。必ず別の袋に入れて、蛍光管等として分別してください。
参照:https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/gomi/wakekata/keikokan.html
千代田区の乾電池を捨てる前に必要な絶縁処理
乾電池を捨てる前には、必ず絶縁処理を行う必要があります。絶縁処理とは、電池の端子部分にテープを貼って電流が流れない状態にすることです。
この処理を怠ると、収集時や処理施設で火災が発生する危険性があります。安全に処分するために、絶縁処理は必ず行いましょう。
絶縁処理が必要な理由と火災リスク
乾電池の端子(プラス極とマイナス極)が他の金属や電池と接触すると、ショート(短絡)が発生します。ショートすると電流が一気に流れ、発熱・発火・破裂などの事故につながる恐れがあります。
実際に、使用済みの電池を袋に入れて保管していたところ発火し、火災につながった事例も報告されています。また、ごみ収集車や処理施設での火災事故も各地で発生しており、原因の多くが絶縁処理されていない電池によるものとされています。
特に複数の電池をまとめて袋に入れる場合は、電池同士が接触しやすくなるため、絶縁処理の重要性が高まります。使い切った電池であっても微量の電気が残っている場合があるため、必ず絶縁処理を行ってから捨てるようにしてください。
テープを使った絶縁処理の正しいやり方
絶縁処理は、セロハンテープ、ビニールテープ、ガムテープ、マスキングテープなど、家庭にあるテープで簡単に行えます。電池の種類によって貼り方が若干異なりますので、正しい方法を確認しておきましょう。
円筒形の乾電池(単1〜単4など)の場合は、プラス極とマイナス極の両方にテープを貼ります。プラス極は突起部分だけでなく、端子全体を覆うようにテープを貼ることがポイントです。マイナス極は平らな金属部分全体をテープで覆ってください。
角形電池(9Vなど)の場合も同様に、両方の端子をテープで覆います。コイン形電池の場合は、電池全体をテープで包むように貼ると安全です。
参照:https://panasonic.jp/battery/contents/guide/trush.html
千代田区で乾電池以外の電池を捨てる方法

電池には乾電池以外にもさまざまな種類があり、それぞれ捨て方が異なります。千代田区では乾電池と一緒に収集できる電池とできない電池がありますので、種類ごとの処分方法を確認しておきましょう。
間違った方法で処分すると、火災や環境汚染の原因となる可能性があります。電池の種類を正しく見分けて、適切な方法で処分することが大切です。
ボタン電池の捨て方と回収協力店
ボタン電池(アルカリボタン電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池)は、千代田区の蛍光管等の収集日に出すことができます。ただし、ボタン電池には微量の水銀が含まれている場合があるため、リサイクル協力店の回収缶を利用する方法もあります。
ボタン電池を処分する際も絶縁処理が必要です。電池全体をテープで包むように貼り、電流が流れない状態にしてから出してください。
リサイクル協力店は、家電量販店やホームセンター、時計店、カメラ店などに設置されています。一般社団法人電池工業会のホームページで、お近くの回収協力店を検索できます。
充電式電池とリチウムイオン電池の捨て方
充電式電池(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池)は、千代田区の通常のごみ収集には出すことができません。これらの電池は資源有効利用促進法によりリサイクルが義務付けられているため、専用の回収ルートで処分する必要があります。
充電式電池を処分する方法は以下のとおりです。
- 家電量販店やホームセンターに設置されているリサイクルボックスに入れる
- 一般社団法人JBRCの回収協力店を利用する
- 千代田区の蛍光管等の収集日に出す(小型充電式電池は対象)
モバイルバッテリーやスマートフォンに内蔵されているリチウムイオン電池は、取り外しが難しい場合があります。取り外せない場合は、製品ごと回収協力店に持ち込むか、千代田区の小型家電回収ボックスを利用してください。
千代田区の乾電池を拠点回収で捨てる方法
千代田区では、ごみ集積所での収集以外に、拠点回収で乾電池を捨てることもできます。収集日を待たずに処分したい場合や、少量の乾電池を手軽に捨てたい場合に便利です。急な引越しなどで収集日まで待てない場合にも活用できます。
乾電池の拠点回収を行っている施設は以下の4か所です。
- 一番町児童館
- 西神田児童センター
- 神田児童館
- 四番町児童館
利用時間は各施設によって異なりますので、事前に施設に問い合わせてから持ち込むことをおすすめします。拠点回収を利用する場合も、絶縁処理を行ってから持ち込むようにしてください。持ち込む際は、透明または半透明の袋に入れておくとスムーズです。
なお、以前は図書館やストックヤードでも乾電池の回収を行っていましたが、集積所での回収が定着したことを受け、現在は上記の児童館4か所に限定されています。千代田区では令和5年4月以降、ストックヤードでの乾電池回収は終了しています。
千代田区の乾電池と一緒に出せるものと出せないもの
千代田区の「蛍光管等」の収集日には、乾電池以外にもさまざまな品目を出すことができます。一方で、収集できない品目もありますので、正しく分別することが重要です。間違った分別は収集作業員の安全にも関わりますので、必ずルールを守りましょう。
乾電池と一緒に「蛍光管等」として出せるものは以下のとおりです。
- 蛍光管(空きケースに入れて出す)
- コイン形リチウム電池(型式記号CR・BR)
- ボタン電池(アルカリボタン電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池)
- 小型充電式電池(ニカド・ニッケル水素・リチウムイオン電池)
- 水銀体温計・水銀血圧計
- カセットボンベ・スプレー缶(中身を使い切って穴を開けずに出す)
- 使い捨てライター(中身を使い切ってから出す)
それぞれの品目は別々の袋に入れて、品目ごとに「キケン」と書いて出してください。蛍光管は破損防止のため、購入時の空きケースや新聞紙で包んでから出すと安全です。
一方、鉛蓄電池や自動車用バッテリーは収集できません。これらを処分する場合は、購入した販売店に相談するか、千代田清掃事務所(電話:03-3251-0566)に問い合わせて処理業者を紹介してもらう必要があります。
千代田区の乾電池の捨て方に関するよくある質問
乾電池は使い切らなくても捨てられますか?
使い切っていない乾電池も捨てることは可能ですが、必ず絶縁処理を行ってから処分してください。電池の容量が残っている状態で捨てると、端子が他の金属や電池と接触した際にショートし、発熱や発火の原因となります。使用期限が切れた未使用の乾電池も同様に、絶縁処理を施してから蛍光管等の日に出すことができます。
乾電池を燃やさないごみと一緒に出してしまうとどうなりますか?
乾電池を燃やさないごみと一緒に出してしまうと、収集されない場合があります。また、収集されたとしても処理施設で火災が発生する危険性があります。千代田区では乾電池は「蛍光管等」として分別することがルールですので、必ず別の袋に入れて「キケン」と記載してから出してください。間違えて出してしまった場合は、千代田清掃事務所に連絡して対応を確認しましょう。
液漏れした乾電池はどうやって捨てればよいですか?
液漏れした乾電池も、通常の乾電池と同様に蛍光管等の日に出すことができます。ただし、液漏れした電池を素手で触ると、電解液(水酸化カリウム)によって化学やけどを起こす可能性があります。ゴム手袋などを着用して取り扱い、ビニール袋に入れてから絶縁処理を行ってください。液漏れした電池が触れていた機器も、乾いた布で拭き取るなどして安全に処理しましょう。
まとめ
千代田区で乾電池を捨てるには、月2回の「蛍光管等」の収集日に出す必要があります。排出時間は収集日当日の昼12時30分までで、透明または半透明の袋に入れて「キケン」と書いて出してください。燃やすごみや燃やさないごみとは別に収集されますので、必ず分別して出しましょう。
乾電池を捨てる前には、必ずテープで端子を覆う絶縁処理を行いましょう。絶縁処理を怠ると、電池同士の接触によるショートで発熱や火災の原因となります。セロハンテープやビニールテープなど、家庭にあるテープで簡単に処理できますので、必ず行ってから出してください。
ボタン電池や充電式電池は、家電量販店やホームセンターに設置されているリサイクル協力店の回収ボックスを利用する方法もあります。特にリチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリーやスマートフォンは、一般ごみに出すと火災の原因となりますので、必ず適切な方法で処分してください。
収集日を待てない場合は、区内の一番町児童館、西神田児童センター、神田児童館、四番町児童館の4か所で行っている拠点回収も活用できます。正しい分別と絶縁処理を行い、安全に乾電池を処分しましょう。
