渋谷区で子育てをしている保護者の方にとって、乳幼児健診は赤ちゃんの成長を確認できる大切な機会です。いつ、どこで、何を持っていけばよいのか、初めての方は不安に感じることも多いでしょう。
本記事では、渋谷区で実施される乳幼児健診の種類や実施場所、持ち物、健診内容まで詳しく解説します。お子さんの健やかな成長のために、ぜひ参考にしてください。
渋谷区の乳幼児健診とは?対象月齢と実施場所の基本情報
乳幼児健診は、赤ちゃんの発育・発達状態を確認し、病気の早期発見や育児相談を行う重要な機会です。渋谷区では複数の月齢で健診を実施しており、すべて無料で受けることができます。
厚生労働省の「令和5年度地域保健・健康増進事業報告」によると、全国の乳幼児健診受診率は3〜5か月児で96.1%、1歳6か月児で96.9%、3歳児で96.0%と非常に高い水準を維持しています。

渋谷区で実施される健診の種類と対象月齢
渋谷区では以下の乳幼児健診を実施しています。
- 乳児健診(3・4か月児)
- 乳児健診(6・7か月児)
- 乳児健診(9・10か月児)
- 1歳6か月児健診
- 3歳児健診
このうち1歳6か月児健診と3歳児健診は母子保健法で実施が義務付けられている法定健診です。その他の健診も渋谷区が独自に実施しており、すべて無料で受診できます。
対象月齢が近づくと、渋谷区から健診のお知らせが届きますので、届いた案内に従って受診してください。
健診を実施する3つの保健相談所
渋谷区の乳幼児健診は、お住まいの地域ごとに担当する保健相談所が決まっています。3・4か月児健診、1歳6か月児健診、3歳児健診は保健相談所で実施され、6・7か月児と9・10か月児の健診は医療機関での個別健診となります。
渋谷区内には中央保健相談所、恵比寿保健相談所、幡ヶ谷保健相談所の3か所があり、それぞれ担当エリアが異なります。健診の案内が届いた際に、指定された保健相談所を確認してください。
祝休日に当たる場合などは週が変更になることもあるため、詳しい日程は各保健相談所に問い合わせることをおすすめします。
渋谷区乳幼児健診のスケジュールと受診方法を確認

乳幼児健診は月齢によって実施方法が異なります。保健相談所で行う集団健診と、医療機関で受ける個別健診の2種類があり、それぞれ受診の流れも変わってきます。
健診の案内は対象月齢が近づくと渋谷区から郵送で届きます。届いたら内容をよく確認し、指定された日時に受診できるよう予定を調整しましょう。
乳児健診の概要と受診の流れ
3・4か月児健診は保健相談所での集団健診として実施されます。首のすわりや体重増加、股関節の状態などを確認し、離乳食の準備についてのアドバイスも受けられます。
6・7か月児と9・10か月児の健診は、渋谷区内の契約医療機関で個別に受診します。東京都内の方であれば受診票を使って無料で受けられますので、届いた受診票を医療機関に持参してください。
個別健診は予約が必要な医療機関が多いため、事前に電話やWebで予約を取ってから受診しましょう。
1歳6か月児健診と3歳児健診の内容
1歳6か月児健診は歯科健診と保健師面談を保健相談所で行い、内科健診は渋谷区内の契約医療機関で個別に受診する形式です。言葉の発達やコミュニケーション能力の確認も行われます。
3歳児健診も保健相談所で実施され、身体測定、内科診察、歯科健診、視聴覚検査などを行います。二語文を話せるか、基本的な生活習慣が身についているかなど、社会性の発達も確認されます。
どちらの健診も子どもの発達において重要な節目となる時期に行われるため、必ず受診するようにしましょう。
渋谷区の乳幼児健診で持っていくものと事前準備

健診当日にスムーズに受診できるよう、持ち物は事前にしっかり準備しておくことが大切です。忘れ物があると健診が受けられなかったり、手続きに時間がかかったりする場合があります。
また、赤ちゃんの体調確認や相談したいことの整理など、事前準備をしておくことで健診をより有意義なものにできます。
健診当日に必要な持ち物リスト
乳幼児健診には以下のものを持参してください。
- 母子健康手帳
- 健診の受診票(案内に同封されています)
- 健康保険証
- 乳児医療証
- 着替え・おむつ
- ミルクや授乳用品
- タオル(歯科健診がある場合は歯ブラシも)
受診票は健診前に太枠内を記入しておく必要があります。当日慌てないよう、前日までに記入を済ませておきましょう。
事前に準備しておくべきこと
健診では普段の様子を聞かれることが多いため、気になることや相談したいことを母子健康手帳にメモしておくと安心です。診察中に忘れてしまうことも多いため、事前に書き出しておくことをおすすめします。
また、健診当日は授乳直後を避けるのがベストです。授乳直後は吐き戻しの心配があるため、健診の1時間程度前には授乳を済ませておくとよいでしょう。
赤ちゃんや同居家族に発熱や咳などの症状がある場合は、受診を控えて日程変更の連絡をしてください。
渋谷区乳幼児健診で実施される検査の内容と流れ
乳幼児健診では、身体的な発育だけでなく、運動発達や精神面の発達、栄養状態なども総合的にチェックします。月齢によって確認する項目は異なりますが、いずれも子どもの健やかな成長をサポートするために行われます。
健診の所要時間は内容にもよりますが、1時間〜1時間30分程度を見ておくとよいでしょう。
身体測定と発育発達のチェック
すべての健診で身長・体重・頭囲・胸囲の測定を行い、成長曲線と照らし合わせて発育状態を確認します。年齢相応の発達が見られるか、医師が全身を診察して確認します。
月齢に応じて、首のすわり、寝返り、お座り、つかまり立ち、歩行などの運動発達もチェックされます。また、音への反応や視線の合わせ方、人見知りの有無など、精神面の発達についても確認が行われます。
離乳食の進み具合やアレルギーの有無、スキンケアについての相談もできますので、気になることがあれば遠慮なく質問してください。
歯科健診とフッ化物塗布について
1歳6か月児健診と3歳児健診では歯科健診が実施されます。歯の生え方や本数、虫歯の有無をチェックし、歯磨き指導なども行われます。
渋谷区では満3歳になった月末に「幼児の無料フッ化物塗布券」が送付されます。3歳7か月に達する前日までに、区内の契約歯科医院でフッ化物塗布を無料で受けることができます。
3歳児健診では尿検査や視聴覚検査も実施されることがあるため、案内をよく確認して必要な準備をしておきましょう。
渋谷区の乳幼児健診を受けられなかった場合の対応方法
指定された日時に都合がつかない場合や、当日体調不良で受診できなかった場合は、別の日程で受診することが可能です。健診を受けないまま放置することは避け、必ず担当の保健相談所に連絡して日程を調整してください。
乳幼児健診は子どもの健康状態を把握し、疾病の早期発見につなげる重要な機会です。未受診のまま放置すると、区の職員が健康状態確認のために自宅を訪問する場合もあります。
転入してきた方で受診票を持っていない場合は、担当の保健相談所で交付を受けることができます。母子健康手帳を持参して窓口で手続きをしてください。
6・7か月児と9・10か月児の健診については、東京都内であれば渋谷区外の医療機関でも受診票を使って受けられる場合があります。里帰り中などで渋谷区外での受診を希望する場合は、事前に保健相談所に相談しましょう。
渋谷区乳幼児健診に関するよくある質問
Q1. 健診の予約は必要ですか?
保健相談所で行う集団健診(3・4か月児、1歳6か月児歯科、3歳児)は、届いた案内に記載された日時に受診するため予約は不要です。ただし、医療機関で行う個別健診(6・7か月児、9・10か月児、1歳6か月児内科)は予約が必要な場合が多いため、事前に医療機関に確認してください。
Q2. 健診の費用はかかりますか?
渋谷区が実施する乳幼児健診はすべて無料です。6・7か月児と9・10か月児の健診は受診票を使って東京都内の医療機関で無料で受けられます。ただし、対象月齢を過ぎてから受診した場合や、受診票を使わずに任意で受診した場合は自費となることがあります。
Q3. 上の子を連れて行っても大丈夫ですか?
健診会場への同行は可能ですが、混雑を避けるため、できるだけ最小限の人数で来所することが推奨されています。上のお子さんを連れて行く場合は、待ち時間に備えておもちゃや絵本を持参すると安心です。やむを得ず預け先がない場合は、保健相談所に事前に相談してみてください。
まとめ
渋谷区の乳幼児健診は、3・4か月から3歳まで複数回にわたって実施され、すべて無料で受診できます。保健相談所での集団健診と医療機関での個別健診があり、月齢によって実施方法が異なるため、届いた案内をよく確認することが大切です。
健診では身体測定や発達チェック、歯科健診などが行われ、育児相談もできる貴重な機会となっています。持ち物は母子健康手帳、受診票、健康保険証、乳児医療証を忘れずに、気になることは事前にメモしておきましょう。
お子さんの健やかな成長を見守るためにも、対象月齢になったら必ず乳幼児健診を受診してください。不明な点があれば、担当の保健相談所に気軽に問い合わせましょう。
