「横浜の高級住宅街ってどのあたりにあるの?」「どんな街並みなのか知りたい」とお考えではありませんか。横浜市は18の区からなる大都市で、歴史ある高級住宅街から新しく開発された人気エリアまで、さまざまな高級住宅街が点在しています。代表的なエリアとしては、異国情緒あふれる山手町、田園都市線沿線の美しが丘やあざみ野、港北区の日吉本町などが挙げられます。
本記事では、横浜の高級住宅街がどのあたりにあるのか、各エリアの特徴や地価相場、街並みの魅力まで詳しく解説します。住まい探しの参考にしてください。
横浜の高級住宅街の特徴とは
高級住宅街とは、単に地価が高いだけでなく、住環境や街並みの美しさ、治安の良さ、教育環境の充実など、住む人にとって付加価値の高いエリアを指します。横浜市には神奈川県を代表する高級住宅街がいくつも存在し、それぞれに異なる魅力があります。
ここでは横浜の高級住宅街に共通する特徴を解説します。
高級住宅街に共通する条件
横浜市の高級住宅街には、いくつかの共通した特徴があります。まず、区画が整然と整備されており、道路も広く設計されています。また、災害に強い高台に位置していることが多く、ハザードマップ上でも安全なエリアが多いのが特徴です。低層住居専用地域に指定されているエリアでは、建物の高さや建ぺい率が制限されているため、開放的で緑豊かな住環境が保たれています。
さらに、治安の良さや教育施設の充実度も高級住宅街の重要な条件です。有名私立学校が集中するエリアや、住民の街づくり意識が高い地域は、資産価値も安定しています。
東急沿線に高級住宅街が多い理由
横浜市の高級住宅街は、東急田園都市線や東急東横線の沿線に多く存在します。これは東急電鉄が沿線開発を行う際に、土地区画整理を実施し、計画的に美しい街並みを作り上げてきたためです。たまプラーザやあざみ野、日吉などは、その代表的なエリアです。
- 計画的な区画整理による整った街並み
- 東京都心へのアクセスの良さ
- 商業施設や教育施設の充実
- 緑豊かな住環境の維持
東急沿線は「ブランド沿線」としても知られ、住むことがステータスとなるエリアも少なくありません。
横浜の高級住宅街といえばここ!山手町(中区)

横浜の高級住宅街といえば、まず名前が挙がるのが中区の山手町です。神奈川県随一の高級住宅街として知られ、坪単価は県平均の2倍以上となる約202万円にのぼります。歴史的な背景と美しい街並みから、多くの富裕層や会社経営者が居住しています。
ここでは山手町の魅力と特徴を詳しく解説します。
外国人居留地としての歴史
山手町は、幕末に外国人居留地として発展した歴史を持ちます。横浜開港後、多くの外国人がこの地に豪邸を建て、西洋の文化や習慣が持ち込まれました。日本初のテニスクラブが創設されたのも山手町であり、ビールやレンガの製造法もこの地から日本に伝わったとされています。
現在も当時の面影を色濃く残しており、洋館や教会、外国人墓地などが点在しています。その異国情緒あふれる景観は都市景観100選にも選定されており、「港の見える丘公園」や「山手公園」など人気の観光スポットも多数あります。
山手まちづくり協定による景観保護
山手町では「山手まちづくり協定」というガイドラインが定められており、住民が協力して美しい街並みを守っています。土地の広さや建物の色合い、高さなどが細かく規定されており、新たに家を建てる場合もこの協定に従う必要があります。そのため、統一感のある美しい景観が維持されているのです。
山手町で流通している物件の多くは1億〜2億円台であり、まさに富裕層のための高級住宅街といえます。フェリス女学院をはじめとする有名私立学校も多く、文教地区としてのブランドイメージも高いエリアです。
横浜の高級住宅街で人気の青葉区エリア
青葉区は横浜市の北西部に位置し、神奈川県内で最も平均年収が高い区として知られています。年収1,000万円を超える世帯の割合が23%を超えており、子育て世代に人気の高級住宅街が多く存在します。東急田園都市線沿線の美しい街並みが特徴です。
ここでは青葉区の代表的な高級住宅街を紹介します。
美しが丘(たまプラーザ)
たまプラーザ駅周辺の美しが丘は、イギリスの田園都市構想をモデルに開発された高級住宅街です。街全体に緑が豊富で、オシャレで落ち着いた雰囲気が漂っています。美しが丘3丁目では1972年に全国初といわれる「住民発意による建築協定」が作られ、住民の街づくり意識の高さが表れています。
駅ビルには「たまプラーザテラス」があり、買い物にも便利です。新築マンションの場合、平米単価90万円前後が相場となっており、ファミリー層を中心に人気を集めています。
あざみ野・あざみ野南
あざみ野は東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーラインの2路線が利用でき、交通利便性に優れた高級住宅街です。たまプラーザの隣駅であり、土地の坪単価は100万円前後が相場となっています。あざみ野南エリアは特に一戸建てが多く、マンションならたまプラーザ、一戸建てならあざみ野という住み分けがあります。
閑静な住宅街でありながら、駅周辺には商業施設も充実しており、生活利便性と住環境のバランスが取れたエリアです。
青葉台
青葉台は田園都市線沿線の中でも人気の高いエリアで、駅前には東急スクエアをはじめとする商業施設が充実しています。周辺には緑豊かな公園も多く、子育て環境に優れています。地価も安定しており、資産価値が下がりにくい高級住宅街として知られています。
青葉区全体に言えることですが、治安の良さと教育環境の充実度が高く、「横浜都民」と呼ばれる東京通勤者にも人気があります。
横浜の高級住宅街として注目の港北区エリア
港北区は東急東横線や横浜市営地下鉄ブルーラインが通り、東京や横浜中心部へのアクセスが良好なエリアです。日吉や新横浜周辺には高級住宅街が形成されており、近年は地価上昇が続いています。
ここでは港北区の代表的な高級住宅街を紹介します。
日吉本町
日吉駅周辺の日吉本町は、慶應義塾大学のキャンパスがあることでも知られる文教地区です。学生街のイメージがありますが、駅から少し離れると閑静な高級住宅街が広がっています。東急東横線で渋谷まで約25分、横浜まで約10分とアクセスも良好です。
- 慶應義塾大学日吉キャンパスがある文教地区
- 東急東横線・目黒線・グリーンラインの3路線利用可能
- 駅周辺の商店街が充実
- 治安が良く子育て世代にも人気
日吉本町は地価上昇率も高く、資産価値が期待できるエリアとして注目されています。
港北ニュータウン(センター北・センター南)
港北ニュータウンは、横浜市営地下鉄ブルーラインのセンター北・センター南駅を中心に計画的に整備された街です。横浜駅に勤務する人のベッドタウンとして開発され、商業施設や公園、医療機関が充実しています。新築マンションの平米単価は75〜85万円前後で、ファミリー層に人気があります。
街全体の治安が良く、広場や公園が多いのが特徴です。都筑区役所や大学病院もセンター南駅から徒歩10分圏内にあり、利便性の高さが魅力です。
横浜の高級住宅街に住むためのポイント

横浜の高級住宅街に住みたいと考えている方は、物件価格の相場やライフスタイルに合ったエリア選びが重要です。同じ高級住宅街でも、歴史的な街並みを重視するか、利便性を重視するかで選ぶべきエリアは異なります。
ここでは高級住宅街に住むためのポイントを解説します。
物件価格と予算の目安
横浜の高級住宅街の物件価格は、エリアによって大きく異なります。山手町では流通物件の多くが1億〜2億円台であり、土地だけでも高額です。一方、青葉区や港北区のエリアでは、5,000万〜8,000万円程度で物件を購入できる場合もあります。予算に応じてエリアを絞り込むことが大切です。
また、高級住宅街は資産価値が安定しているため、長期的な投資としても魅力があります。将来的な売却も視野に入れて、立地や街のブランド力を考慮しましょう。
ライフスタイルに合ったエリア選び
高級住宅街を選ぶ際は、自分のライフスタイルに合ったエリアを選ぶことが重要です。子育て環境を重視するなら青葉区の美しが丘やあざみ野、歴史と格式を重視するなら山手町、都心へのアクセスを重視するなら港北区の日吉などがおすすめです。
実際に現地を訪れて街の雰囲気を確かめ、スーパーや病院、学校などの生活施設が揃っているかも確認しましょう。高級住宅街では地域コミュニティへの参加も期待されるため、街の雰囲気が自分に合っているかも重要なポイントです。
まとめ:横浜の高級住宅街は目的に合わせて選ぼう
横浜の高級住宅街は、山手町をはじめ、青葉区の美しが丘・あざみ野・青葉台、港北区の日吉本町・港北ニュータウンなど、さまざまなエリアに点在しています。それぞれに異なる魅力があり、歴史的な街並み、子育て環境、交通利便性など、重視するポイントによって最適なエリアは変わってきます。
物件価格は山手町が最も高く1億円以上の物件が中心ですが、青葉区や港北区であれば比較的手の届きやすい価格帯の物件も見つかります。いずれのエリアも治安が良く、資産価値が安定しているため、長く住み続ける住まいとして安心です。実際に現地を訪れて街の雰囲気を確かめ、ライフスタイルに合った高級住宅街を選んでください。
