「横浜市内で引越しをしたけど、転居届には何が必要?」「届出の期限はいつまで?」とお悩みではありませんか。引越し後は荷解きや新生活の準備で忙しく、役所の手続きは後回しにしがちですが、転居届には届出期限があるため早めの対応が必要です。届出を怠ると法律違反となり、悪質な場合は5万円以下の過料が発生することもあります。
本記事では、横浜市で転居届を出す際に必要なものから、届出場所、受付時間、代理人による届出方法まで詳しく解説します。事前に必要なものを確認して、スムーズに手続きを済ませましょう。
横浜の転居届とは?必要なものを確認する前に知っておくべき基本情報
転居届を提出する前に、まずは届出の基本情報を理解しておくことが大切です。横浜市では引越しのパターンによって届出の種類が異なり、手続き方法も変わってきます。必要なものを準備する前に、自分がどの届出に該当するのかを確認しておきましょう。
ここでは転居届の基本情報と、転入届・転出届との違いについて解説します。
転居届・転入届・転出届の違い
横浜市での引越しに関する届出は、引越し先によって3種類に分かれます。同じ区内での引越しは「転居届」、横浜市内の別の区への引越しは「転入届」、横浜市外への引越しは「転出届」と「転入届」の両方が必要です。横浜市内の別の区に引越す場合は、新しい区の区役所で転出届と転入届を同時に提出できるため、引越し前の区で転出届を提出する必要はありません。
自分の引越しパターンを確認して、正しい届出を行いましょう。間違った届出をすると二度手間になってしまいます。
- 同じ区内での引越し:転居届のみ
- 横浜市内の別の区への引越し:転入届(新しい区で転出届と同時提出可能)
- 横浜市外への引越し:転出届+転入届
届出期間は引越しから14日以内
転居届・転入届の届出期間は、新しい住所に住み始めた日から14日以内と定められています。14日目が区役所の閉庁日(土日祝日・年末年始)に当たる場合は、翌開庁日が届出期間の末日となります。なお、引越し前に届出をすることはできませんので注意してください。
届出期間を過ぎてしまった場合でも届出自体は可能ですが、届出が遅れた理由を説明する必要があります。引越し後は忙しい時期ですが、できるだけ早めに届出を済ませることをおすすめします。
横浜の転居届に必要なもの一覧|本人が届出する場合

転居届を本人が届出する場合に必要なものは、主に届出書と本人確認書類です。マイナンバーカードや住民基本台帳カードをお持ちの方は、追加で暗証番号の入力が必要になります。届出書は区役所の窓口に用意されていますが、横浜市電子申請・届出サービスから事前にダウンロードして記入しておくと手続きがスムーズです。
ここでは本人が届出する際に必要なものを詳しく解説します。
本人確認書類の種類
転居届の届出には、本人確認書類の提示が必要です。本人確認書類として認められるものは、顔写真付きの公的証明書が基本となります。1点で本人確認が完了するものと、2点以上の提示が必要なものがありますので、事前に確認しておきましょう。
1点で本人確認ができる書類は、マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カードなどの顔写真付き証明書です。健康保険証や年金手帳など顔写真のない書類の場合は、2点以上の提示が求められます。
- 1点でOK:マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、在留カード、住民基本台帳カード
- 2点必要:健康保険証、年金手帳、介護保険証、後期高齢者医療被保険者証など
マイナンバーカード・住民基本台帳カードをお持ちの方
マイナンバーカードまたは住民基本台帳カードをお持ちの方は、届出の際にカードに設定した4桁の暗証番号の入力が必要になります。暗証番号を忘れてしまった場合は、窓口で暗証番号の再設定手続きを行う必要があるため、時間がかかることがあります。事前に暗証番号を確認しておくことをおすすめします。
また、転居届の届出後はマイナンバーカードの住所変更手続きも必要です。転居届と同時に手続きできますので、マイナンバーカードは必ず持参しましょう。
横浜の転居届に必要なもの|代理人が届出する場合
仕事などで本人が届出できない場合は、代理人による届出も可能です。代理人として届出できるのは、本人から委任状を預かった方です。なお、世帯主または本人と同一世帯員であれば、委任状がなくても届出ができます。ただし、住所が同じでも世帯が別になっている場合は委任状が必要ですので注意してください。
ここでは代理人による届出に必要なものを解説します。
委任状の書き方と注意点
代理人が届出する場合に必要な委任状は、本人が自筆で作成する必要があります。委任状には、委任者(本人)の住所・氏名・生年月日、代理人の住所・氏名、委任する手続きの内容、作成日を記載します。横浜市のホームページに委任状の見本が掲載されていますので、参考にして作成してください。
委任状は横浜市電子申請・届出サービスからダウンロードすることもできます。ワープロで作成しても構いませんが、委任者の署名は必ず本人が自筆で行ってください。署名がない委任状は無効となります。
代理人の本人確認書類
代理人が届出する際は、委任状に加えて代理人自身の本人確認書類も必要です。代理人の本人確認書類は、本人が届出する場合と同様に、マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどの顔写真付き証明書が1点、または健康保険証などの顔写真のない書類2点以上が必要となります。
また、届出する本人のマイナンバーカードや住民基本台帳カードの住所変更も行う場合は、暗証番号が必要です。本人から暗証番号を聞いておくか、「委任状兼暗証番号記載書」を封筒に入れて封をした状態で持参してください。
横浜の転居届の届出場所と受付時間|必要なものを持って窓口へ

必要なものが揃ったら、区役所の窓口で届出を行います。横浜市では転居届・転入届は区役所の戸籍課登録担当窓口でのみ受付けており、市役所や行政サービスコーナーでは届出できません。引越し先の区の区役所で手続きを行ってください。
ここでは届出場所と受付時間について詳しく解説します。
届出できる窓口
転居届・転入届は、引越し先の区の区役所戸籍課登録担当窓口で届出します。横浜市には18の区がありますので、自分の引越し先の区役所を確認しておきましょう。市役所や行政サービスコーナー、引越し先以外の区の区役所では届出できませんので注意してください。
区役所に到着したら、受付発券機で番号札を取り、順番を待ちます。混雑している場合は待ち時間が長くなることがありますので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
受付時間と混雑する時期
区役所の受付時間は、月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時までです。祝日・年末年始の休庁日は届出できません。また、第2・第4土曜日は午前9時から正午まで窓口が開庁していますので、平日に時間が取れない方はこの機会を利用しましょう。
特に3月・4月は引越しシーズンのため窓口が大変混雑します。横浜市のホームページで混雑予測カレンダーが公開されていますので、事前に確認して比較的空いている日を選ぶと待ち時間を短縮できます。届出書を事前にダウンロードして記入しておくと、さらに手続きがスムーズになります。
横浜の転居届と一緒に行うべき手続き|必要なものをまとめて準備

転居届の届出と同時に、他の住所変更手続きも済ませておくと効率的です。区役所では転居届以外にも様々な手続きができますので、該当するものがあれば必要書類をまとめて準備しておきましょう。何度も区役所に足を運ぶ手間を省くことができます。
ここでは転居届と一緒に行える主な手続きを紹介します。
マイナンバーカードの住所変更
マイナンバーカードをお持ちの方は、転居届と同時に住所変更の手続きが必要です。カード裏面の住所欄に新しい住所が追記されます。手続きの際はマイナンバーカードと4桁の暗証番号が必要ですので、事前に確認しておいてください。
住所変更をしないままマイナンバーカードを使用し続けると、コンビニ交付サービスなどが利用できなくなる場合があります。転居届と同じ窓口で手続きできますので、忘れずに行いましょう。
国民健康保険・国民年金の手続き
国民健康保険に加入している方は、転居届と同時に住所変更の届出が必要です。保険証を持参してください。会社の健康保険に加入している方は、勤務先で住所変更の届出を行います。国民年金に加入している方も、住所変更の届出が必要な場合がありますので、年金手帳をお持ちの方は持参しておくと安心です。
手続きを忘れると、保険証が届かなかったり、年金に関する通知が届かなくなったりする可能性があります。該当する方は忘れずに手続きを行いましょう。
印鑑登録の手続き
横浜市内の同じ区内での引越し(転居届)の場合、印鑑登録は自動的に新住所に変更されるため、手続きは不要です。ただし、横浜市内の別の区への引越しや横浜市外からの引越しの場合は、新たに印鑑登録の手続きが必要になります。
印鑑登録をする場合は、登録する印鑑と本人確認書類を持参してください。代理人による登録も可能ですが、郵送での照会手続きが必要となり、登録完了まで1週間程度かかります。急ぎの場合は本人が手続きすることをおすすめします。
まとめ:横浜の転居届に必要なものを事前に準備してスムーズに手続きしよう
横浜市で転居届を出す際に必要なものは、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)と届出書です。マイナンバーカードをお持ちの方は4桁の暗証番号も必要になります。代理人が届出する場合は、委任状と代理人の本人確認書類を準備してください。届出期間は新しい住所に住み始めた日から14日以内で、届出場所は引越し先の区役所戸籍課登録担当窓口です。
転居届と同時に、マイナンバーカードの住所変更や国民健康保険の届出なども済ませておくと効率的です。3月・4月は特に混雑しますので、混雑予測カレンダーを確認し、届出書を事前にダウンロードして記入しておくとスムーズに手続きできます。必要なものを事前に準備して、余裕を持って届出を行いましょう。
