芸能ニュースが大好きな私、さくらです。今回はちょっと真面目な話題になりますが、作家の夢枕獏さんについて調べてみました。きっかけは「夢枕獏 病気」というキーワードがよく検索されているのを見つけたことです。陰陽師シリーズなどで長年多くのファンを魅了してきた夢枕獏さんですが、実は数年前に大きな病気と闘っていたことをご存知でしたか。
正直、私もこの件を詳しく調べるまでは知りませんでした。ずっと精力的に新作を発表され続けている印象が強かったので、闘病されていたと聞いた時は素直に驚きました。同時に「今の病状はどうなんだろう」「ちゃんと回復されているのかな」と、他人事とは思えないくらい気になってしまったんです。みなさんは知っていましたか。
私自身、身内や友人に大きな病気を経験した人が何人かいます。だからこそ、有名人の方が病気を公表するというニュースを見ると、単なる話題としてではなく「今どんな状態なんだろう」「無理されていないかな」と、つい自分ごとのように考えてしまう癖があります。特に作家さんという職業は締め切りに追われるお仕事だと思うので、体調を崩されたと聞くと余計に心配になってしまいます。夜遅くまで原稿と向き合う生活を続けていたら、体への負担も大きいだろうなと想像してしまいますよね。
今回もまさにそんな気持ちで、夢枕獏さんの病気や病状について、報道やご本人のインタビューをもとに、ひとつずつ丁寧に確認してみました。この記事では、病気の詳細から、その後の病状の変化、そして代表作や現在の活動状況まで、まとめてご紹介していきます。読み終わる頃には「そうだったんだ、よかった」とスッキリしてもらえるはずです。それでは早速見ていきましょう。
夢枕獏の病気の詳細と病状の経過
夢枕獏の病気は悪性リンパ腫だったと判明
まず気になるのは、夢枕獏さんの病気が具体的に何だったのかということですよね。結論からいうと、年に一度受けている人間ドックで2020年11月に縦隔のリンパ節に腫れがあると指摘され、精密検査で翌年3月に悪性リンパ腫と診断されたことが分かっています。人間ドックがきっかけで見つかったというのは、正直ちょっとホッとしました。自覚症状が出る前に発見されたということですもんね。
さらに詳しく見ていくと、昨年3月に悪性リンパ腫が発覚。ステージは「Ⅲ」、5年生存率は約6割と告げられたと報じられています。ステージⅢ、5年生存率6割という数字を聞くと、やっぱりドキッとしてしまいます。私自身、身内が同じように大きな病気を経験したことがあるので、こういう数字を見るたびに他人事とは思えないんですよね。
診断に至るまでの経緯についても、ご本人が具体的に語っています。北方謙三さんとの対談では20年12月に精密検査が必要だと言われて、それは年末進行の締め切りがあるから絶対に無理。年明けに検査したら、肺の付近に何かあるんだけれど、動脈と心臓が邪魔で、針を入れて細胞組織を採れない。もっと大きな病院で検査することになって、気管支から針を入れて悪性リンパ腫だと判明しましたと振り返っています。締め切りを理由に検査を後回しにしていたというエピソードには、作家さんらしいというか、なんだか胸が締め付けられる思いがしました。
治療のために抗がん剤治療を始めるとともに複数の小説連載を中断、講演や趣味の釣りの予定も取りやめたそうです。大好きな釣りまで我慢しなければならなかったというのは、相当つらかったはずです。ステージⅢという診断は決して軽いものではないですが、それでも治療に専念する決断をされたんですね。
夢枕獏の病状はどのように変化していったのか
次に気になるのが、夢枕獏さんの病状がその後どう変化していったかということ。治療開始から半年ほどが経った頃の状況について、翌21年3月の診断で、告げられた病名は「悪性リンパ腫」。約6カ月にわたって抗がん剤治療が続き、体重は10キロ以上減った。それでも治療のおかげで、10月には医師から病状が治まったことを意味する「寛解」と言ってもらえたと伝えられています。体重が10キロ以上も減ってしまうなんて、抗がん剤治療がどれほど体に負担をかけるものか、想像するだけでもつらくなります。
そして2021年10月27日、ご本人がSNSを通じて明るいニュースを報告しています。私の悪性リンパ腫ですが、26日に無事寛解との結果をいただきました。ありがとうございます。また「釣り時々仕事」の日々が始まってしまうんでしょうねと、感謝の言葉とともに発表されたんです。この投稿を見た時、私も思わず「よかった…!」と声が出ちゃいました。闘病されていることを知らなかった読者さんも多かったみたいで、当時はSNS上でも驚きの声が広がっていたようです。
対談記事の中でも、夢枕獏さんご自身が当時を振り返っています。昨年3月に悪性リンパ腫のステージⅢと診断されまして。抗がん剤の副作用もなかなか辛くて、それからはもう、釣りも遊びも原稿も、すべてキャンセルしなければいけなくなったんです。いくつかあった連載もお休みさせていただきましたと語っていて、いかに大変な日々だったかが伝わってきます。寛解という言葉を聞けるまでの道のりは決して平坦ではなかったんだなと、改めて感じました。
ここでご紹介しているのは、あくまでご本人のコメントや報道で公表されている情報です。現在のより詳しい体調について公式に逐一発表されているわけではないため、憶測で語ることは控えたいと思います。
病気を経て夢枕獏が明かした本音
寛解を経て、夢枕獏さんは自身の闘病体験を作品としても発信しています。近年熱心に取り組んできた俳句への思いとともに、自身のがん闘病などについて明かしたエッセー集『仰天・俳句噺』(文芸春秋)を刊行したそうです。闘病中の心境をユーモアも交えて綴っているというのが、いかにも夢枕獏さんらしいなと思いました。
入院中の様子についても、俳人の夏井いつきさんとの対談でこんなふうに語っています。僕、入院中にベッドで俳句を作ってたんですよね。髪が抜けて、足腰も弱るし吐き気もひどくて長いものは書けなかったけど、俳句は作れた。それが心の支えになっていましたとのこと。つらい治療の中でも俳句という表現が心の支えになっていたというのは、なんだかジーンときますよね。私も辛い時に日記を書くと少し気持ちが軽くなることがあるので、その感覚が少しわかる気がしました。
夢枕獏さんは長編小説だけでなく、短い言葉で表現する俳句にも力を入れていて、闘病中の記録は俳句というかたちでも残されています。
ここで改めて、夢枕獏さんのプロフィールを整理しておきますね。
| 名前 | 夢枕 獏(ゆめまくら ばく) |
|---|---|
| 本名 | 米山 峰夫 |
| 生年月日 | 1951年1月1日 |
| 出身地 | 神奈川県小田原市 |
| 学歴 | 東海大学文学部日本文学科卒業 |
本名は米山峰夫さんで、夢枕 獏(ゆめまくら ばく、本名:米山 峰夫、男性、1951年〈昭和26年〉1月1日 -)は、日本の小説家・随筆家・写真家・漫画原作者。神奈川県小田原市生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業という経歴をお持ちです。長年第一線で活躍されてきた作家さんだからこそ、今回の闘病エピソードには驚いた方も多かったのではないでしょうか。
夢枕獏の代表作を振り返る
夢枕獏の代表作といえば陰陽師シリーズ
夢枕獏さんの代表作といえば、まず名前が挙がるのが陰陽師シリーズですよね。代表作は『陰陽師』『餓狼伝』『キマイラ・吼』『サイコダイバー・シリーズ』などとされていて、中でも陰陽師は幅広い世代に読まれている作品です。私も学生時代に文庫本で読んで、平安時代の世界観にすっかりハマってしまいました。
1988年に第一作が発表された『陰陽師』シリーズは伝奇小説の傑作と評され、後に続く晴明ブームのきっかけとなっているそうです。安倍晴明という実在の陰陽師を主人公にした物語で、安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼など、普通の人間には見えない、妖しのものどもを相手に、この世ならぬ不可思議な難事件をあざやかに解決する。親友の源博雅は、霊感はまるでないが、刀では敵なしの強さ。力を合わせて物の怪に挑むという、幻想的で魅力的なストーリーが多くのファンを惹きつけています。
陰陽師シリーズは1988年の第一作から現在まで続く長寿シリーズで、世代を超えて読み継がれています。
陰陽師シリーズは映像化もされていて、野村萬斎・主演で映画化された原作としても知られています。さらに2024年には新たな映画化も実現しました。『陰陽師0』(おんみょうじゼロ)は、2024年4月19日に公開された日本映画。脚本・監督は佐藤嗣麻子、主演は山﨑賢人。安倍晴明生誕1100年記念作品として公開され、話題になりましたよね。30年以上愛され続けているシリーズだと考えると、本当にすごいことだと思います。
夢枕獏の代表作はキマイラ・吼や餓狼伝など
陰陽師以外にも、夢枕獏さんにはバイオレンス色の強い人気作品がたくさんあります。『巨人伝』(後に『はるかなる巨人』と改題)でデビューし、その後『キマイラ・吼』シリーズ『魔獣狩り』シリーズ『陰陽師』シリーズなど数多くの作品を手がけるようになったそうです。デビュー作から現在まで、本当に幅広いジャンルの作品を発表し続けているんですね。
特に格闘小説として知られる餓狼伝は、根強いファンが多い作品です。自称「エロスとバイオレンスとオカルトの作家」と語るだけあって、独特の世界観がクセになるんですよね。短い文章をテンポよくリズムに乗せた独特の表現法で知られていて、ツボにハマればクセになる書き方をするのも、夢枕作品の大きな魅力だと思います。私の夫も餓狼伝の大ファンで、休みの日によく読み返しているくらいです。
ちなみに『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、第21回星雲賞を受賞。『ハイエナの夜』、『陰陽師』、『大帝の剣』は映画化されたという実績もあり、ジャンルを超えて評価されてきた作家さんだということがよく分かります。受賞歴や映画化された作品の多さを見ても、いかに実力のある作家さんかが伝わってきますよね。キマイラ・吼シリーズも1980年代から現在まで続く長編シリーズで、まさにライフワークと呼べる作品だと思います。
夢枕獏の現在の活動状況
夢枕獏は寛解後に活動を再開
気になる夢枕獏さんの現在ですが、寛解が発表されて以降、精力的に活動を再開されています。ご本人のコメントとして私の悪性リンパ腫ですが、26日に無事寛解との結果をいただきました。ありがとうございます。また「釣り時々仕事」の日々が始まってしまうんでしょうねとユーモアを交えて語られていて、大好きな釣りも再開されている様子が伝わってきます。
執筆活動についても、休んでいた連載を再開し、新たな作品を次々と発表しています。闘病中に中断していた分を取り戻すかのように、俳句集や小説を精力的に刊行されているのが印象的です。病床での心の動きや近況報告、つくった俳句について書き始めたエッセーが本書の基となったという『仰天・俳句噺』の刊行も、闘病を乗り越えたからこそ生まれた作品だと言えそうです。書きたいことがたくさんあったんだろうなと想像すると、なんだか嬉しくなります。
体調が回復してからは、対談やインタビューにも積極的に応じられていて、闘病経験をオープンに語る姿勢にも好感が持てます。私自身、身近な人が病気を隠さずに話してくれると、こちらも安心できるタイプなので、すごく共感しました。無理せず、でも仕事はしっかり続けているという今の姿は、多くのファンにとって嬉しいニュースだと思います。
夢枕獏は現在も新刊や映画で活躍中
2024年以降も、夢枕獏さんは新刊を継続的に発表しています。公式ブログの刊行情報を見ると、祥伝社・2024-08-08・JAGAE 織田信長伝奇行(上)、徳間書店・2024-06-07・大江戸釣客伝下(徳間文庫)、大江戸釣客伝上(徳間文庫)など、話題作を次々と発表していることが分かります。執筆意欲が衰えていないことがうかがえますよね。
映画の面でも大きな動きがありました。『陰陽師0』(おんみょうじゼロ)は、2024年4月19日に公開された日本映画。脚本・監督は佐藤嗣麻子、主演は山﨑賢人。安倍晴明生誕1100年記念作品。夢枕獏の小説シリーズ『陰陽師』を原作としているが、本作は夢枕の全面協力の元、晴明が陰陽師となる前の青年時代を完全オリジナルストーリーとして描いているとのことです。原作者として映画制作に全面協力していることからも、体調が回復し、精力的に仕事をされていることがうかがえますね。
これだけ活発に新刊や映像化に関わっていることを考えると、2025年以降も新しい作品や動きが期待できそうです。ファンとしては、これからも無理のない範囲で、大好きな執筆と釣りを両立させながら、長く活躍してほしいなと心から思います。
まとめ
夢枕獏の病気と現在についての総まとめ
ここまで、夢枕獏さんの病気について詳しく見てきました。改めて振り返ると、年に一度受けている人間ドックで2020年11月に縦隔のリンパ節に腫れがあると指摘され、精密検査で翌年3月に悪性リンパ腫と診断され、ステージⅢという決して軽くない状態からのスタートでした。それでも、抗がん剤治療を経て寛解に至ったという事実は、多くのファンにとって本当にホッとするニュースだったと思います。
闘病の過程では、複数の小説連載を中断、講演や趣味の釣りの予定も取りやめたほど治療に専念されていたことも分かりました。仕事も趣味も一時的に手放してまで治療に向き合った姿勢からは、命と正面から向き合う覚悟のようなものを感じましたし、私自身も読んでいて胸が熱くなりました。
そして今は、寛解を経て執筆活動を再開し、俳句集の刊行や映画『陰陽師0』への協力など、精力的に活動されています。作家生活を長く続けてこられた夢枕獏さんだからこそ、これからも無理のないペースで、大好きな物語作りを続けていってほしいなと心から思います。デビューから半世紀近くが経った今も、こうして新しい挑戦を続けている姿は、同じくらいの世代を生きる私たちにとっても励みになりますよね。
これから夢枕獏の作品を楽しむために
これから夢枕獏さんの作品を読んでみたいという方には、まず代表作である陰陽師シリーズから手に取ってみることをおすすめします。時は平安時代、京の都に安倍晴明という名高い陰陽師がいた。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼など、普通の人間には見えない、妖しのものどもを相手に、この世ならぬ不可思議な難事件をあざやかに解決するという王道の面白さがあり、初めての方でも入りやすい作品だと思います。映画『陰陽師0』から入って、原作小説にさかのぼるのも楽しいと思いますよ。
格闘小説が好きな方には餓狼伝やキマイラ・吼シリーズもおすすめです。夢枕獏さんならではの短い文章で読者を惹きつけるテンポの良い文体は、一度ハマるとやみつきになりますよ。私の周りにも「気づいたら全巻読破していた」という友人が何人もいます。エッセー集『仰天・俳句噺』からは、闘病中の素顔や俳句にかける思いも感じられるので、こちらも合わせて読んでみるとより深く夢枕獏さんという人物を知ることができると思います。
闘病を経てもなお、こうして新作を発表し続けている夢枕獏さん。作品を通して、その創作への情熱にぜひ触れてみてほしいなと思います。今回の記事が、みなさんの「気になる」を少しでも解消するきっかけになれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まとめ
- ✅ 夢枕獏さんは2021年3月に悪性リンパ腫(ステージⅢ)と診断された
- ✅ 5年生存率は約6割と告げられ、抗がん剤治療のため連載や釣りを中断した
- ✅ 2021年10月に寛解が発表された
- ✅ 闘病体験はエッセー集『仰天・俳句噺』にまとめられている
- ✅ 現在も新刊の刊行や映画『陰陽師0』への協力など精力的に活動中
今回は夢枕獏さんの病気と病状について、公表されている情報をもとに詳しくまとめてみました。人間ドックをきっかけに悪性リンパ腫が発覚し、ステージⅢ、5年生存率約6割という決して軽くない状態からのスタートだったこと。それでも抗がん剤治療をしっかりと受け、大好きな連載や釣りを一時的に手放してまで治療に専念されていたこと。そして2021年10月に寛解の報告があったこと。これらの経緯を知って、改めて夢枕獏さんの強さと、支えてくれた周囲の存在の大きさを感じました。
正直に言うと、私はこの記事を書くまで夢枕獏さんが悪性リンパ腫と闘っていたことを知りませんでした。ずっと新刊を出し続けている印象しかなかったので、闘病の事実を知った時は驚きましたし、同時に「よくぞ乗り越えてくれた」という気持ちでいっぱいになりました。身近な人が大きな病気を経験している私にとって、こうした闘病から回復までのストーリーは、他人事とは思えないくらい励みになるものでした。
現在の夢枕獏さんは、俳句集の刊行や映画『陰陽師0』への全面協力など、闘病前と変わらず、いえそれ以上に精力的に活動されています。デビューから半世紀近く経った今も第一線で活躍し続けている姿は、同じように歳を重ねていく私たちにとっても勇気をもらえる存在ですよね。これからも無理のないペースで、大好きな陰陽師や餓狼伝といった作品世界を広げていってほしいなと思います。この記事が、夢枕獏さんの病気や現在の様子について知りたいと思っていたみなさんの参考になれば嬉しいです。
